ゴルフドライバーをM4に買い替えた

ドライバーは、つい先日までテーラーメイドM2を使っていた。

2017年にマークダウンしたやつを購入した当初は良かった・・・。

でもやはり少し、いや何となく、何て言うか微妙にオサーンに負けることに気づいた。いや最初から気づいてはいたんだが、認めたくない、そんな筈ないと思いたかった。でも実際飛距離で勝つのは精々10回に1~2回程度。

再び頭をもたげてきた「飛距離でオサーンに負けてはならない」ポリシー。これね、ポリシーだからね、どうしようもないんだ。

アメリカ人と契約交渉する時、よくあるのがカンパニーポリシーというやつ。ここだけはどんな交渉を持ちかけようが、ポリシーだから変えられないと突っぱねられる。ポリシーってのはそういうもんだ。誰に何と言われようが曲げられない。

でもリッチマンじゃないので、そうそう右から左へほいほいドライバーを交換するわけにもいかない。二年も使ってないし・・・。

実は先日アイアンを Titleist AP2 から Ping i500 に替えた(二年は使ったよ・・・二年だけど)。初めてフルフィッティングしたのだが、飛距離が伸びて方向性も改善した。

シャフトはそれまで使っていた TrueTemper DG200AMT から Ping AMT2.0LITE SR に変更し、シャフト重量だけで20g~40g軽くなった。キックポイントも元調子から中調子に変わったので、それに合わせてスイングも改造した。他にもライ角、シャフト長等色々フィッティングしたので、実際どれが一番効いているかは定かではないが、アイアン変更で飛距離に最も関わっている要素はヘッドとシャフトだろう。

それがドライバーならどうか。最近のドライバーの場合は、同じ体力ならヘッドが変わったからと言って20ydも30ydも変わるとは思えない。やはり体力の影響を一番大きく受けるとすればシャフトだろう。それでシャフトが合ってないんじゃないかと思い始めた。別に特別なのは挿していない。Taylormade標準品のフレックス Sね。

まあこれ。

H/S 42~44位なので、特別速くも遅くもないと思うのだが、振った時のしなり感はあまり感じられない。で、シャフトだけ替えてみようと思ったのだが、良さそうなシャフトは高い。高いよ。ドライバー買えちゃうよ。

次善策として、Taylormade標準品の Flex SR がないか探してみた。ないね。ドライバーとセットなら中古品はある。でもヘッドいらねーし。数千円で買えるわけでもない。

ふと見ると、M5/M6が発売になったことで、マークダウンしたM4が激安になってる。クーポン使えば二万円台半ばで買えるじゃん。ポチッとマウス一発。

いやー、やっぱりドライバーって消耗品だよねー。はっはっは。というわけでM4の FUBUKI TM5 フレックスSRを購入した。

まあこれね。

練習してみると、Flex S のM2のように頑張って振るより、少しゆったりと振ってやると Flex S のM2より飛距離が出ることが分かった。うへへ。

ゆっくり振るわけじゃない。そりゃヘッドスピードが遅かったら飛ばないし。始動をゆったりとしてやることでシャフトのしなりを利用するってことね。そうしてやることで、別にSRだからってSより曲がるなんてことはない。

これを選んだ理由がもう一つあって、それが TwistFace。私は基本フッカーなので、スイングの癖でフェースの先端寄りに当たる割合が高い。此奴はフェースが先端で外側に捻れて(Twistして)いるので、先端に当たってもフックが出にくい構造をしている(らしい)。

そこで、アドレスの際はボール位置がクラブヘッドの先端寄りに来るように構えてみた。そのまま当たれば TwistFace の効用で真っすぐ飛び、スイング中にクラブの重みと遠心力に負けて軌道が外側にずれれば打点がスイートスポットに来るという計算だ。見事に狙いが当たり、球が真っ直ぐに出る確率が向上した。うへへ。

待ってろよ、オサーン。今度こそ負けねぇぜ。TaylorMade の商品戦略に負けたわけでは断じてない。ゴルフは腕だけで勝負するもんじゃないだ。T ウッズだってM5でマスターズ勝ったじゃん。あれ・・・M4じゃ駄目か。いや、ものは考えようだ。今回負けたらM6にできるという保険付きだと思えばいいんだ。

はい、次。

これに気を良くしてスプーンもそれまでのRBZ Fles SからM6の Flex SRに変えた。まぁ昔からウッド系は TaylorMade 派だから。

M6はまだ高いのだが、M3/M4のスプーンは TwistFace じゃないんだ。フェアウェイウッドで TwistFace を採用しているのはM5/M6からだ。だから替えるならM4じゃなくてM6しかないんだよ。

中古ゴルフショップでM2の1WとRBZの3Wを人質に取って、M6を安く売らねーとM2とRBZをゴミ箱に叩き込むぞと凄めば安く買えるに違いない・・・ということで下取りに出した。交渉は成立したが、もう一本おまけに付けてやった。しかたねーよな。うわーん、ママ、ショップのおじさんがケチなんだよ。

M5/M6はM3/M4に比べてフェースが薄くて飛距離も出るらしい。スプーンはフェアウェイで使うより、ドライバーの調子が悪い時か、狭いコースのティーショットでの出番が多いので丁度お誂え向きだ。

そういうわけでキタコレ。

打ってみたら・・・いいですよこれ。曲がらないし、飛ぶし。ティーショットに不安はなくなりました。うへへ。

ライバル視しているオサーンにはドライバーでガチ勝負しないと勝てないが、もっと歳がいってるシニアオサーン達のドライバーにはスプーンで余裕のオーバードライブだ。いや、そんな比較は意味がない。当たり前だし。それにシニアオサーン達は妙に小技を効かせてくるから、飛距離で勝ってスコアで負けるケースもある。奴らはきっとゴルフは飛距離じゃないとか言っているに違いない。ふっ、言わせておけばいい。

兎に角これで飛距離と方向性の課題は解決された(ホントかよーと女房が後ろから覗き込んで言いやがった・・・)。アイアンの精度も上がってきたし、次は小技を鍛えればいい。前進あるのみだ。

あれ・・・てぇことは次はウェッジ替えないと・・・。後ろを振り向いたら女房は既にいなかった。

ゴルフアイアンをPing-i500に買い替えた

実は2018年の10月頃から○十肩らしきものになり、2019年5月現在完治していない。しかも左肩なのでゴルファーにとっては致命的なのだが、動かさないでいると肩が固まって回らなくなってしまう気がして、激痛に堪えながらもストレッチとスイング練習は欠かさないようにしている。

だがやはり痛いものは痛い。そもそも電車の吊革に掴まって体重を支えるのも辛いのに、重いものを持ち上げるなんて無理ゲーだ。ここはやはりアイアンを替えるしかない。神の信託が降りた。

今まで使っていたのは、Titleist AP2 DG200だ。

YAMAHA Impress (シャフト忘れた) ⇒ Titleist CB DG200 ⇒ Titleist AP2 DG200

ときて、「今日まで、私なりのゴルフ生活を続けて参りましたが、今ここに、自らの体力の限界を知るに至り、DG200からの撤退を決意致しました。」

長嶋茂雄風に言ってみたら、文体が変わってしまったので、今回はこのままいきます。

いやまぁ、触れるんだけど肩が痛いしぃ、痛いとついついスイング中に躰が突っ込んじゃうのでぇ・・・すいません、言い訳です。振れなくなりました、はい。

いやまぁ、振れるんだけどさ・・・。ちょっと飛距離が落ちた気がするのでぇ。

アイアンに飛距離関係ないじゃんと言われれば、まぁそうなのだけど、そろそろ自分の体格と体力にフィッティングしたクラブが欲しくなったというのが本音であります。

で、Ping i500アイアンに手を出した次第で。

AP2使ってて何故i200系列じゃないのと言われると、i500の方がマスクが格好良かったから・・・。だってマッスルバックみたいじゃねぇですか、これ。ほら。

それでね、それでね、Pingってフィッティング無料なの。シャフト種類(重さ、硬さ)、シャフト長さ、ライ角、ロフト角、グリップの太さ、全部体格に合わせて調整してくれてお値段変わらずなんですぅ。

なんだけどぉ、Pingのフィッティングスタジオでやって貰うと全く値引き無しなのでぇ、フィッティングして貰ったデータを頂いて、○割引のところから買いました。Pingさん、すみません。

そろそろ真面目にやります。

で、全項目フィッティングされたクラブを購入致しました。そういう訳でもうスコアが悪くてもクラブの所為には出来なくなったというオチです。

フィッティングデータは公開しませんが、一番の違いはシャフトでしょうね。

TrueTemper、日本シャフト、Ping オリジナルまで色々選べるんですが、DG200からの変更である点を考慮し、カーボンや70g台の超軽量スチールシャフトはやめて、90g台の軽量スチールにしました。

DG200は元調子なので安定しているのですが、シャフトの重さや、トルク、中調子、先調子と色々変えて試打してみた結果、一番フットプリントが暴れなかったのが、Pingオリジナル AMT 2.0 Lite の SR でしたので、データを信じてこれをチョイスしました。AMT 2.0 Lite のスペックは下記の通りです。

R 87g トルク1.9 中先調子
SR 93g トルク1.8 中調子
S 98g トルク1.6 中調子

私がAP2で使っていたシャフトはDG200 AMT なので、重量が番手ごとのフロー設計になっており、

132~105g トルク1.4~1.8 元調子

です。数値上は大分違うのですが、クラブヘッドの特性と合わさると違和感はありません。i500はAP2に比べて大分ロフトが立っているのですが、シャフトがDG200よりしなるせいなのか、或いはフェースの弾きがよいからなのか、弾道は高く上がります。

AP2では4番から入れていましたが、試打上の計測数値では、

#5 190yd

#6 180yd

#7 170yd

#8 150yd

#9 135yd

PW 125yd

でしたので、4番は抜きました。私のクラブはその上が3Uとなっており、3Uが19゜で200~210ydとなりますので被りそうだったので。

ユーティリティを抜いて#4を入れるという選択もありますが、それは今回見送りました。

私の飛距離でAP2と比べると、#5~#7が20yd、#8~PWが其々10ydずつ伸びているので、ちょっと気になるのが#8と#7の間のギャップです。

フィールドで実際打った感触も上記とそれほど変わらない感じがするので、#5~#7のロフトを少し寝かせてもいいかなと迷ってます。

ついで言うと、ウェッジは50゜と56゜を入れているのですが、この50゜とPWとの間も少しあります。Ping i500にはPW(W)の下にUW(U)というアイアンがもう一本あり、それを入れるかウェッジシリーズをもう一本入れるかも考えどころです。

気になる点は以上です。i500はマッスルバック形状でも全く難しさはありません。因みにTitleist MBを試打した時は全然駄目でした。あれはミスには超弱い、というか下手な人には使い物になりません。

i500は、鋳造ボディに鍛造マレージングフェースを合わせ、ブレード形状なのに中空という構造をしており、ミスにも強いと謳っています。実際ミスった時の感じとしては、トップした場合はどちらも変わりませんが、ダフった場合AP2だと飛距離が激減しますが、i500ではダフってもそれなりに飛んでいきますので非常に助かります(笑)。

結論として、かなり振り易くなったと感じています。体力に見合ったクラブ選択は大事ですね。

最後に打感ですが、軟鉄鍛造のAP2と比べたら若干硬めではあるものの、一般的な弾き系アイアンのような硬い打感ではありません。芯を外すと少し硬いかなという感じはしますが、クリーンヒット時は差という程の差はないと言ってもよいと思います。

久々に良い買い物をしたと思っています。