ゴルフスイングについて考えてみた(ドライバー編)

ゴルフの打ち方に関する過去の投稿を読み返してみると「こいつは一体何を言ってるんだ。」と思う。それは認めるが、過去の自分はこう感じていたという記録なので敢えて削除はしないこととする。

しかし、最近はゴルフのスコアが少しずつまとまってきたので、これまで色々やってきた中で、よかった点だけを再びここで備忘録としてまとめておきたい。

ゴルフ本や練習場のコーチの言うことは、多分皆同じことを言っているのだとは思うものの、各人の感性と表現力に差があり、それが自分の感性と理解力にマッチしないとどうもしっくりこないので、彼らが言うようにやってみても中々その言わんとするところを再現するに至らない。

だから、自分で理解できた内容を自分の感性と表現力で置き換えて記録しておく必要があると思っている。

したがって、自分ではこうするとうまくいったというメモなので、これが正解か否かは保証の限りではないし、他人が読んで共感するのも上記の理由で難しいとは思うが、過去の投稿が参考になったと言ってくださった方もいるので、少しでも私と同じく迷える子羊諸兄の参考になれば幸いである。

前回の投稿ではアイアンショットについて書いた。今回はドライバー編である。

ドライバーを持つ時、私がやりたいことは次の通りである。

◆遠くに飛ばしたい。少なくとも250yd、そしてオサーンより1ydでも遠くに・・・

◆アイアンほどの精度は求めないが安全サイドの範囲内に・・・

まあ、こんなものか。ドライバーを握る以上、距離優先である。精度が必要なら距離を犠牲にしてスプーンにすればよいのだから。どうせ20~30ydくらいの差だし。

それで、アイアンショットと何が違うのかと言えば、アイアンの場合はボールに当たってからスイングの最下点を迎えるが、ドライバーの場合はスイングの最下点を過ぎてからボールに当たるということである。

よって、スイングの基本的なプロセスは同じであるが、一部だけ違うということを気をつけている。

1 グリップ(アイアンと同じ)

◆左手はややストロンググリップ

スクエアグリップだとテイクバックでクラブフェイスを開いて、バックスイングで閉じる動作になるが、ストロンググリップではそうした動作は不要になるため、インパクトの前後でフェィスがターゲット方向を向いている時間が長くなり、安定する(ような気がする)。

◆右手は添えるだけ(あまり被せない)

右手は、クラブフェイスと同じ向きで添えておくだけ。

理由は後述するが、右手がフェイス面と同じ向きであることが重要。

◆弱く握り手首の力も抜く

ダウンスイング時にクラブの重みでヘッドを走らせたいので、クラブを手で吊っている感覚で握る。強く握ると手首にも力が入ってしまい、ヘッドが走らず、振り遅れる。

2 アドレス(アイアンと同じ)

◆立ち位置(ボールとの距離)と重心がかなり大事

クラブを握り、腕を真下に下ろし、足と背筋を真っ直ぐにした状態で腰を曲げて前傾し、前に倒れる寸前で膝を少し曲げた姿勢でクラブヘッドがある位置にボールを置くのがベストと思われる。この時重心はやや爪先寄り。ベタ足ではない。

ボールとの距離が合わないと、ダウンスイング時に身体がインパクトを合わせようとして無意識に余計な動作をしてしまうので、クラブの番手ごとに最適な位置に立つ必要がある

◆背筋を真っ直ぐにし、肩を十分に下げ、首を伸ばす

ダウンスイング時にクラブの重さと遠心力がかかっても、ヘッドがアドレス時より遠くに持っていかれない姿勢を作る。

3 テイクバックからバックスイング(少し違う)

◆テイクバック時は左手を押してクラブを上げていく

腕で持ち上げる様にテイクバックすると肘が曲がり易いので、左手でグリップエンドを押していくようにすると肘が曲がり難い。

◆フェイスが円周上で常にボールを向いているようにテイクバック

テイクバック時は、クラブフェースが開かないように、フェイスが円周に対して直角(円周上では常にボールをインパクトする方向)を保つようにテイクバックする。

◆できる限り大きくテイクバックする(👈ここが違う)

アイアンはクラブを上から入れたいので、テイクバック直後から右肘を畳み、左手を高い位置に上げるが、ドライバーでは右肘はできる限り最後まで畳まず、大きな弧を描いて後ろに引く。

4 トップから切り返し(アイアンと同じ)

ややドローの球筋で打つためには、インパクト時に4時の方向から10時の方向にクラブフェイスを当ててやる必要がある。

また、切り返しの際に左肩がボールに近づいてしまう、所謂突っ込むを防ぐためにこのフェーズは重要であり、これらを実現するために行う次の2つの動作がかなり重要と考える。

但し、この2つの動作は何れも一瞬そう意識する程度に行う。

◆トップで左手を掌側に折る(右手を甲側に折る)

あまりやるとインパクト時にフェースが被って当たってしまうので、飽くまで気持ち程度にやると、トップでクラブが後ろに倒れ、良い感じにイン・アウト軌道の切っ掛けが作れる。

◆アドレス時に爪先寄りだった重心を一端右足踵に乗せる

トップで重心を右足踵に乗せてから切り返していくことで、溜めができ、突っ込みを防ぐことができ、スイング軌道をイン・アウトにする効果も得られ、良いことだらけ。結果として右方向へのプッシュアウト防止にもなる。

5 ダウンスイングからインパクト(少し違う)

◆背骨を回転軸にし、腕を早く振る(👈ここが違う)

背骨を回転軸に初動するのはアイアンと同じだが、初動後はアイアンより早めに腕を振る。

ボールに向かって上から振り下ろすイメージではなく、より緩やかな角度で入射し、振り切ってから身体を回していくように意識する。

クラブが長いので、身体を先行させると振り遅れるため、腕の振りを先行させる。

◆顎が右肩につくまで頭をキープしながら左足に体重移動

突っ込んだり身体が開いたりしないように、顎が右肩に当たるまでは顔を身体の重心から動かさないようにしつつ、右足を蹴るようにして左足に体重を移動する。

この際、肩、腰、足を結んだ線が逆くの字になる。

◆ヘッドを斜め右に放り投げる様にインパクトする(👈ここが違う)

クラブシャフトが長いので、アイアンのようにフェイス面を右掌に同調させるイメージでは方向性が出せない。

方向性はアドレスに任せ、フェイスの真ん中に当てることに意識を集中する。

◆前傾姿勢をキープして振り切る

あとは起き上がらないように自信を持って振り切るのみ。

ゴルフのスイング改造に挑戦してみた(ダフらないためのコツ)

スコアメイクとか言う以前の技術的問題

ゴルフ歴だけは長いものの、年間プレイ数は片手か両手で数えられるほどしかない年が大半を占めていて、未だに90が切れない。それどころか最近は100を切れないこともあり、真面目に原因を考えてみた。

ゲーム組み立てはともかくとして、それ以前の直接的且つ技術的な問題があり、主に次の3つと分析した。ゴルフに行く間が開いたときのための備忘録として書いておく。

問題1 所謂ダフリが多い

⇒ 余計な一打が増える ⇒ 気が滅入る ⇒ 更にミスを誘発する

問題2 ショートアイアンが左に巻く

⇒ ショートコースで1オンしなかったり、100ydからのアプローチでもグリーンを外すと、余計な一打が増え、そこにアプローチミスも重なって合計2打以上増える

問題3 アプローチでチョロが多い

⇒ チョロってもグリーンに乗ればいいが、乗らなければそれで一打、乗ってもピンに寄らなければパットが増え、合計2打以上増える

レッスンプロに習ってみたり、ゴルフの教本を読んだり、雑誌などでプロのアドバイスを見たりしても、言うことが十人十色で段々分からなくなる。多分皆さんの言っていることはそれぞれに正しいのだろうけれど、「~の感じで」とか、「~をイメージして」とか、恐らく同じことでも各人が感覚で捉えた内容を表現しているから、皆それぞれ言うことが違う。

それと、一口にダフるとか、左に巻くと言っても、原因は幾つもあって、人によってそれが違うので、直すポイントもまた違い、教本では自分がどれに該当するのか分かりにくい。

そこで、iPhoneのアプリ「Clipstro Golf」で自分のスイングを撮影し、プロのスイングと血眼になるくらい比較してみたところ、いくつか上記の問題を起こす原因(と思われる部分)が見つかった。

今回はダフリの矯正について書く。因みに、参考にしたプロの動画は、遼君、松山、今田の三人。

ダフリの原因と思われるもの

原因1 バックスイングで左足に体重が残り、ダウンスイングで右足に体重が残っている

⇒ 所謂ギッタンバッコン、リバースピボットという状態

⇒ 右足に体重が残っていると、スイングの最下点がボールの手前に来やすい

原因2 振り被り過ぎている

⇒ バックスイングで左肩が顎を押して頭が左に傾いているので、ボールと両目の位置がスイングを通して一定でなく、ボールを正確に捉えられない(のではないか)

⇒ トップの位置が回りすぎていて、そこから切り返すのでスイングが安定しない(のではないか)

原因3 ダウンスイングで右肩が下がりアッパースイングになっている

⇒ 上体を回すのだから、右肩が下がって当たり前と思っていたが、自分のスイングはプロと較べて明らかに右肩が下がっている

原因4 フォロースイングで腕のたたみが早くすくい上げている

⇒ プロは、フォローが時計の4時の方向位までは右腕も左腕も曲がらずに伸びているが、自分はインパクト直後から腕のたたみが始まっている

原因5 回転力に占める腕の振りの割合が大きい

⇒ 腕を鞭のように振ろうとして、腕の振りに頼り過ぎている

原因6 長いクラブのアドレスがやや近い

⇒ クラブを体の近くで回す方が軌道を安定させ易いので、長いクラブを体の近くで回そうとして、近過ぎてダフっている

なんだかもう色々駄目だった

問題なのは、これをどうやれば直せるかということだ。

そこで、上述のレッスンプロのアドバイス、ゴルフ教本、雑誌掲載のプロのアドバイスを参考に、感覚ではなく物理的な矯正方法として自分なりに整理してみた。

【対策1】

バックスイングで右足裏全体に体重を感じるまで完全に乗る

ダウンスイング開始と同時に右膝を左膝に寄せるようにして右足(親指)で地面を蹴る

ダウンスイング中に左足裏の位置と左膝の角度を(インパクトまでは)絶対に変えないように踏ん張る

フォロースイングの最終段階で左足位置は元のまま、右足はつま先のみ地面についている状態までしっかり乗っていく

【対策2】

バックスイングは、左肩が顎に当たった位置で止める(この状態で概ね左腕が地面と平行になる位置)

物足りない感じがするが、我慢して止め、左肩に押されて頭が傾斜しないようにする

シャフトが時計の1時から2時の位置を上限として、それより3時方向まで回らないようにする⇒左の肘が曲がらないようにしっかり伸ばすことも有効

【対策3】

ダウンスイング中に頭が打ち出し方向に回ると必要以上に右肩が下がるので、右肩が顎につくまでボール(のあった位置)を見続ける

この際、意識して頭を傾斜させないように打ち出し方向とは逆の方向に首を振る(ボールを見続けると必然的にそうなるが意識してやる)

【対策4】

文字通り4時の位置までは右腕も左腕も曲げずグリップを頂点とする三角形を維持する

これは、対策1と対策3がちゃんと出来ていないとできない

特に対策1、即ち体重を完全に左脚に乗せ腰を捻って前方に向けていく動作と連動していないと腕が早く畳まれてしまう

自分なりのコツとしては、右脚を蹴っていくと腰のひねりが入れ易く、インアウトの軌道になるようにヘッドをターゲットラインより右方向に放り出す方向に振ると腕の伸ばしが維持し易い

【対策5】

腕の振りではなく、上体の回転力でクラブを振る(腕の振りは上体についてくる程度でよい)

こうすることで、ロングアイアンでも振り遅れを防げるとともに、方向性も安定する

【対策6】

近過ぎるととダフりやすいからちょっと離れてアドレスする(笑)

人間の体は目で見ているところをトレースしようとするが、重いものを振る分遠心力で外側に軌道がずれるので、自分の場合はアドレスした状態でヘッドの先端にボールがくる位で丁度いい

かなりダフリが改善した

以上により、練習場で100球打ってダフリが2~3%程度にまで改善した。

特に「右足で蹴る」動作と「上体を回す」動作が有効であるように思われた。右足で蹴ることで変に意識せず体重移動ができ、上体を回すことでスイングの弧が安定するようだ。腕で回そうとするとヘッドが直線的に入ってしまい、フェースが返らずシャンクすることもあったが、上体の回転で回す方が綺麗に回ると思う。

最後に

遼君のスイングは、全身をバネのようにくまなく使っており、お爺には真似ができないと思った。

松山のスイングは、無駄な動きがなく、どうやって体を動かしているかを分析するには全く役に立たなかった。

今田のビデオが一番参考になった。