レクサスIS250のブレーキパッドをbremboにしてみた

私は、普段車を運転する際に殆どブレーキを踏まない(笑)。

エンジンブレーキを多用するので、ブレーキペダルを踏むのは停車前の少しだけだ。高速道路なら尚更だし、箱根新道の下りなどでも数えられる程しか踏まないので、私が運転する際はあまりブレーキパッドは減らない。

一方、妻や子供達は殆どエンジンブレーキを使わないので、ブレーキパッドもディスクローターも減りまくる。だからといって「パッドが減って勿体ないからブレーキ踏むな。」などとは勿論言わないが、妻が運転するとホイールがすぐ汚れ、それを掃除するのは私なので、妻の運転で隣に乗る際に内心では「何故そこでブレーキを踏むのか」位には思っている。思っているが決して口には出さない。余計なことを云うと、雨の日に駅まで迎えに来て貰えなくなるからだ。口は災いの元なのである。

最近、子供達は私の真似をしてエンジンブレーキを使うようになってきたが、まだまだ甘い。後方から煽られたらエンブレかけてビビらせる位はやって欲しいものだ。一般道でも車間距離を詰めてくる奴にこれをやると、次からあまり詰めてこなくなる。但し、追突される危険もあるので、やる時は気合が必要だ。

さて、今回の主題はブレーキングに於ける「気合」の話ではなく、ブレーキパッドとディスクローター交換の話だ。

フロントブレーキディスクの摩耗が目立ってきたのだ。外周の縁と内周の縁にはかなり段差がある。ブレーキパッドに至っては、フロント、リヤ共に残り僅かだ。リヤのパッドはまだ車検を通るかも知れないが、少なくともフロントのパッドとディスクローターは車検前までに交換が必要と見られた。

ディーラーに見積をとったところ、フロントのディスクローターとブレーキパッド交換だけで5万円コースだった。

リアパッドも交換したら7万円コースか・・・ないな。それはない。

ブレーキパッド

ブレーキの世界では超有名なbremboというイタリアのメーカーがある。ブレーキシステムだけで100万円コースの高級、否高性能ブレーキを作る会社だ。ポルシェやフェラーリ等も挙って採用する世界的に有名なブレーキメーカーだ。

そんなbrembo社のキャリパーセットは非常に高価なのだが、消耗部品であるディスクローター及びパッドは、車種にも依るが国産メーカーの純正品より安価なことはあまり知られていない。そして安価な割に高性能なのだ。

そのディスクローターとパッドなのだが、国産車用にもかなり広範囲にカバーされており、我が家の車にも設定がある。

bremboの交換部品は、日本では住友がライセンス生産しているらしいが、性能や品質には全く問題ない筈だ。

ということで、今回は純正品のタッチに近いと思われるbremboのブラックパッドを採用した。

 フロント

 リヤ

シムは前後共既存品から移植した。

Jmsとイエローハットで見積もりを取ったところ、イエローハットの方が良心的であったので、今回はイエローハットで交換をお願いした。

brembo ブラックパッド ¥9,000/フロント, ¥9,000/リヤ

工賃消費税込総額 ¥30,000-

ブレーキディスクローター

最初はブレーキローターもbremboでと思っていた。

国産メーカの純正ブレーキは比較的ディスクローターは摩耗しにくい傾向にあり、比較的パッド主体であるように感じられる。一方ブレーキ専業メーカのブレーキは、bremboに限らず大体何処の製品もローターとパッド両方で性能を発揮するようになっているものが多いからだ。

であるからして、パッドがbremboなら、ディスクローターもbremboとすべきなのだ。本来は。

ディスクローターは、うちの車の純正品だと2万円前後、brembo製だと定価¥26,000で実売¥23,000¥程度だ。だから当然そこはbremboだろう。本来は。

が、今回はDIXELのSD (スリットディスク)を採用した。理由は聞かないで欲しい。ここまで書いておいて、安くて格好良かったからなんてとても言えないから。

同じくイエローハットにて

DIXEL SD  (スリット6本入り) ¥12,000-

工賃消費税込総額 ¥17,000-

スリットの向きは、効きを重視して逆転方向(写真で進行方向は⇒)に取りつけてもらった。

今の処ブレーキ鳴きはないし、純正よりブレーキダストも少なめで、効きも良いように思う。まだ当たりがついていないので、最終的にどんなタッチになるのか分からないが、今後に期待したい。

追記

交換後1ヶ月半が過ぎ、走行距離が400Km弱になって大分当たりがついてきた。非常によく効くし、踏力に応じて効いてくる感じがしてとても良いように思う。純正ブレーキは時々鳴いていたが、今の時点でも鳴きはない。