低出力レーザー育毛器HairMaxに希望の光を見た

何となく薄毛が気になり始めた

まぁなんだ、その、所謂薄毛が気になるお年頃ということである。

言っておくが、俺は禿げじゃない。まだ禿げてないよ、まだね。けれど毛量が減ってきたのか、髪の毛が細くなったのか、ボリュームがなくなってきたのは事実として認めざるを得ない。

元々若い頃からそんなに髪の毛が多い方ではないが、やはりご多分に漏れず額も後退してきた様に思う。既に2cm位は後退しただろうか。

髪の毛が減っていくというのは実に恐ろしいことだ。

育毛サロンやAGA治療を受けるのは負けた気がする

しかし、育毛サロンのようなところで、医学的に根拠のない謎の治療を受けて百万円単位のカネを払う気にはなれない。かと言って保険適用外のAGA治療を受けるのも、なんか負けた気がする。どちらも人の足元を見ている奴らの軍門に下ることになる気がしてならない。

そもそも保険適用外のミノキシジル製剤を飲むと、副作用として♂が↓なっちゃうのが問題だ。

では市販のミノキシジル配合発毛剤を塗布するのはどうか。米国ロゲインに続き、日本でもリアップが発売されて久しいが、現在ではジェネリックと言うのだろうか、その相当品が数種類販売されるに至っている。

何か変なもの見つけた

実際使ってみると確かに多少は効果が見られるものの、劇的な改善には至らず、飲み薬同様ランニングコストが高い。何とか他に良い方法はないものかと探していたら・・・あった。

HairMax LaserBand82

曰く、波長650nmの低出力レーザーを頭皮に当てると、ミトコンドリアを活性化させ、ATP(アデノシン3リン酸)を作り出す効果があるのだとか。このATPが毛母細胞を活性化させて発毛に至るという効能を謳っている。

能書きの根拠は怪しいが堪え難い誘惑に惹かれた

波長650nmのレーザー光が何故ミトコンドリアを活性化させるのかは知らんが、一応臨床試験も行われ、男女の男性ホルモン性脱毛症の治療として米国FDAの認可を受けているということなので、一応まともな家庭用レーザー治療器だろうと判断した。

HairMaxシリーズは、数種類発売されているが、上記のLaserBand82は10万円強で購入できる。

上位機種は20万円弱で、そこまでする勇気は出ない。しかし下位の5万円程度の機種では能力不足感が否めない。

購入に踏み切った

ちょっと高いとは思うが、リアップ或いはその相当品を使い続ければ二年以内に軽く超えてしまう金額なので、「効果があるなら」十分ペイする筈・・・と思い、購入に踏み切った。

届いた製品を開封すると本体はこんな形をしている。

そいつは赤く光った

充電して電源を入れると、このように赤く点灯する。

おーっ、こ、これが波長650nmの光なのか。暫く拝んでみる。いや、目に悪いから拝んではいけないらしい。

・・・・・。

うん、安いおねーちゃんがいる店にありがちな実に妖しい、否、怪しい光を発しているな。大丈夫かこいつ・・・。

しかし、I’d like to believe you.

これを頭に乗せ、前から後ろへ順にずらしていくだけでよいとのこと。早速やってみる。

スイッチを入れると一箇所の施術時間が終わる毎に振動で知らせてくれるので、「ブブッ」と感じたらその都度ずらしていくだけでよい。

能書きには、これを二日に一回やり続ければそのうち効果が表れるからやってみなと書いてあった。おぅ、やってやるぜ。

という訳で、これから暫く経過観察していこうと思う。本稿はこれから定期的に更新する。

2020年3月1日(毛穴の様子から、額の光ってる辺りがおそらく元の生え際)

2020年3月27日

2020年5月7日

2020年6月10日(あまり変わらないように見えるが、少し気になる変化が・・・)

クローズアップはしないつもりだったのだが、元の生え際と今の生え際の間のゾーンに白髪だから気づかなかった発毛らしきものが・・・元からあって気づかなかった可能性も否定できないが、毛の長さが短いので、微妙。うーん、更に経過観察かな。

2020-6-19

2020-7-1

2020-7-19

2020-8-2

2020-8-12

一喜一憂してもしようがないので少し飛ばして・・・

2021-1-1

これを以てこの記事は終稿とするが、結果として劇的な改善とはいかなかったものの、それなりの効果はあったと言ってもよいのではないかと思われる。

その後の経過報告 2020.2.11