革砥を作った

昔、床屋のおじさんがひげそり前にカミソリを革砥でショキショキ研いでた。

あの風景はいつの間にか見なくなった。

そう言えばサバイバルナイフの切れ味が落ちてきたな。

よし革砥を作ろう。

1 土台の木材を用意

自宅のフローリングの端材を使うことにした。

適当な長さに切断し、グリップ部分を切り出した。

さすがに紙ヤスリじゃ時間がかかるので、ルーター(Leutor)を使って握りやすいようグリップを整形した。

ダイソーの百均ルーターとかじゃ力がなくて無理だと思うので、まともなルーターが欲しいところ。うちで使ってるのはドレメルのモデル4000。これならほぼ間違いない。

2 厚革を用意

厚手の鞣し革を用意し、土台の木材に合わせてカットした。両面使うので二枚作成した。

土台の片側に銀面、もう片側に床面を貼った。

いい感じに出来た(笑)

3 早速研いでみた

研磨剤を塗って・・・ショキショキ・・・

あ、FLITZ のメタルポリッシュはすごくいい。

ショキショキ・・・ショキショキ・・・ショキショキ・・・

んー、大体研げたんじゃないかと思うので切れ味確認。

おーっ、すげーよく切れる。切れ味復活。

革砥なんてものは、作ったほうが安くて良いものができるね。

WRXカスタマイズ履歴

愛車WRX S4のカスタマイズ履歴備忘録

0 ベース車両

WRX S4 STI Sport Eyesight (VAG-G)

1 ブレーキチューン

↓ フロント  STI 4pot キャリパー & brembo ディスクローター

キャリパーは限定車ts用のパーツを取り寄せて流用

ディスクローターはbremboのアフターマーケット品

↓ RST コンペティションサービス アイサイト専用オリジナルパッド

↓ ACRE ステンレスブレーキライン(4輪)

↓ SWAGE-LINEステンレスメッシュ・ブレーキホース(ABSユニットホース)

2 吸気排気系チューン

↓ STI エキゾーストキット

↓ BLITZ 純正交換タイプ エアフィルター

3 ECUチューン

↓ HKS Flash Editor インプレッサネット特別仕様版 VAG用

今のところフェーズ 1 適用

4 ボディチューン

↓ STI フレキシブル・タワー・バー

↓ STI フレキシブル・ドロー・スティフナー・フロント

↓ STI フレキシブル・ドロー・スティフナー・リア

↓ STI フレキシブル・サポート・サブ・フレーム・リア

↓ ラテラル・リンク・セット

↓ LAILE Beatrush フロント・フレーム・トップ・バー

5 空力チューン

↓ USスバル純正ボルテックス・ジェネレータ

ボディ色で塗装(本来は未塗装樹脂品)

↓ カーボン・ミラー・カバー

Type RA-R用の純正品はこれだけで8万円超えなので、Ali Expressから購入

一見ボルテックスジェネレータだが、実際はただの風切り音ジェネレータ・・・

ファッション・・・

6 冷却系チューン (RSTコンペティションサービス)

サーモスタットを82℃のものに交換(写真なし)

↓ RST コンペティションサービス サムコのシリコンホースに交換

↓ RST コンペティションツービス インタークーラー・エア・ガイド

エアダクトの内側についているゴムパーツは高速になると風圧で空気を後ろに逃してしまうので、少しでもインタークーラーにエアが当たるように、ガイドを取り付けた。気休めか・・・

↓ RST コンペティションサービス クーリング・バック・プレート

7 オーディオ・チューン

↓ フロント・ドアスピーカー & ツィーター

↓ リア・ドアスピーカー

↓ サブ・ウーファー

8 ハンドル

eBayから専用カバー購入した。意外と良かった。

9 その他(電装品色々)

ウィンカー、バックランプ、スモールランプ、ルームランプ類のLED化


 

LEDウィンカー付ドアミラー

バックギアに連動したドアミラー下降

ドアロックに連動したミラー開閉

10 デッドニング

ドアパネル、トランクルーム、フロアなどに制振材と吸音材を貼りまくり

11 おまけ

↓ STI センターキャップ

今のところこんな感じ・・・次の計画は妻には言えない。

いや、もう既に妻には言えない。

節水シャワーヘッド”KiRaLi”が良かった件

シャワーヘッドがイカれた。

イカれたのはこれ。敢えて製品名は出さないがこれ。

数年ごとにイカれるので消耗品だと思ってるんだが、こいつはその中でも短命だった。

でも此奴は2年保証で販売元の対応もよく、保証期限内だったのでクレームを申し上げたところ、快く返金に応じてくれた。

なので、無限サイクルで新品に交換して貰えばいいかと一瞬思ったのだが、流石にそれはないだろうとおもったので別製品に交換することにした。

で、購入したのがこれ。

いやぁ、2,000円前後の製品なのにちゃんと通水検査もしてるとか。マジですか。

ホースはシャワーヘッドの色に合わせてついでに購入した。

なんて言うか、前のやつに比べてそこはかとない高級感もある。

モードは3種類。通常は普通のシャワーモードでしか使わないと思うが。

前面のレバーで出水のオンオフ、背面のレバーで出水の強さを調節できる。

 

しかしながら、背面のレバーを使うことはまずないので邪魔。節水シャワーヘッドなので水量がない代わりに勢いが必要だからMAXでしか使わない。

また、前面のこの位置に、このタイプ(右押しでオン/左押しでオフ)のレバーがあると、どうも誤操作してシャワーを止めちゃうことがあるので、トグルスイッチにするか、若しくは強弱調整レバーをやめてオンオフスイッチを背面に持っていって欲しい。

だけどまぁ、水の出方は均一で品が良いし勢いも十分。ホルダーへの収まりもよく、どこぞの○トリさんの商品が宣伝文句に反してお値段なりなのに比べ、これはお値段以上と言ってよいと思う。

車のボディとホイールをDIY修理

はぁ~~~やられたよ。

まただよ。

ホイール・・・

サイドスカート・・・

俺: あのさぁ、またホイールと車の左側ボディがイっちゃってるんだけど・・・

妻: えっ、アタシ知らないよ、アタシじゃないよ。

俺: ・・・

妻: どうしてアタシって決めつけてるのよ。

俺: そりゃ俺じゃないからに決まってるだろ。

妻: あなた・・・かも知れないじゃないっ。

俺: そんな訳あるかっ。俺がやって気づかないわけないだろ。

妻: アタシだって気づく。やったらごめんなさいって言うもん。

俺: ・・・いつも気づいてないじゃん。

妻: ・・・

なんで女ってやつはアタシじゃないって言うんだろうな。どう考えたってアタシだろ。

フェンスの土台ブロックに白い塗料が横一筋。サイドスカートはここに擦ったんだな。俺の真似してギリで停めようとするからだ。

乗るなとも言えんし・・・仕方がない・・・直すか。

1 ホイール修理

まずは哀しいかなもう慣れっこになったホイールから。

1-1 サンドペーパーで粗方均す

1-2 脱脂する

1-3 アルミパテを盛る

1-4 硬化を待ってサンドペーパーで均し、脱脂して、マスキングする

1-5 適当に色合わせした塗料を吹いて、ボカシ剤兼上塗りスプレーで仕上げる

前回投稿した記事ではHoltsのタッチガンを使ったが、今回はSoft99のエアタッチを使ってみた。

どちらも大差ない様に思うが、エアタッチの方が希釈用ボトルを使わないで済む分楽かも知れない。

1-6 完成

次っ。

2 ボディ修理

ボディ塗装は厄介だな。基本は同じなんだが、こちらはホワイトパール塗装なので自信がない。目立つ場所ではないのでやるだけやってみるか。

2-1 サンドペーパーで粗方均して脱脂

2-2 パテ盛り

今回の傷は深くないので、紫外線硬化タイプのイージーパテを使ってみる。


2-3 硬化を待ってサンドへーパーで均す

2-4 脱脂

2-5 白塗装

ここからが厄介。ホイールと違ってボディは誤魔化しがきかない。ちゃんとやるなら相当広い範囲を塗ってボカさないといけないが、今回はエッジだけなので目立たなくするだけでよいことにする。

白は難しいので、Holts のタッチガンの希釈ボトルを使い、ディーラーで取り寄せた塗料を薄目に塗り重ねながらぼかしていく。

2-6 パール塗装

2-7 ボカして上塗りして完成

ちょっと下処理が雑だったかなぁ。

あとやっぱりホワイトパールは難しいわ。

ムートン敷布団は自分で洗えるのか

ベッドマットにムートンを使うようになって5年が経過した。

我が家では、秋が深まった頃から春先までムートン敷布団と羽毛掛け布団一枚だけで快適に眠れる。

しかしながら、ムートン敷布団って奴は、ちょいとばかり手間がかかる。

うちでは、毎朝起きた後に掃除機で軽く吸い、1週間に1~2度はアルコール除菌ウェットティシュで軽く拭き、専用ブラシで毛起こしをする。花粉の時期などは日干ししたら必ず念入りに掃除機で吸う。

まぁ、その程度の手間が苦にならなければ非常に優れものであることは間違いない。

しかし、3年も使い込んでくるとやはり「洗わなくていいのか」という疑問が湧いてくる。

購入した店に出せば1枚3万円強でクリーニングしてくれる。妻用と合わせて2枚なら7万円弱かかる。

となると当然、「うーん、自分で洗うか・・・」という気持ちになってくる。

いや、流石に無理か・・・否できる・・・無理だろ・・・やろうと思えばできる・・・いやマテ、失敗したらどうする・・・買い直せば・・・そんなわけにいくか・・・じゃやっぱりクリーニングか・・・いやいや7万円だよ、ゴルフクラブ買い直せるじゃん・・・じゃ自分で洗うか・・・いや、流石に無理だろ・・・はじめに戻ったじゃん・・・もう一回よく考えよう・・・そして更に2年が経過した。

5年経った。

こうなったらもうやるしかない。

夏の暑い日に浴槽に水溜めて洗剤ぶち込んで足で踏むか、などと一瞬思ったが踏みとどまった。

そんなことしたら脱水ができん⇒ムートンは流石に洗濯機に入らん⇒乾くまで何日かかるか分からん⇒乾くまでにきっとカビが生えてしまうに違いない⇒クリーニングに出すか

いやマテ、それじゃまた何年も経ってしまう。

そこでふと気づいた。世の中にはリンサーってもんがあるだろ。あれ使えるんじゃね。

早速使ってみたので結論を先に言おう。大成功だった。

いや、最初は駄目で、工夫をしたら成功したと言うべきか。

【失敗談】

まずはじめに失敗談からいこう。

その前にリンサーの基本原理は以下のようなものだ。

1 洗浄液を片方のタンクに入れる

2 ノズルから洗浄液を吐き出しながら対象物を吸引する

3 汚れた洗浄液がもう片方のタンクに溜まる

というものなので、まずは洗浄液を用意した。

基本的に毛皮なので、洗濯用中性洗剤より髪用シャンプーの方がいいだろうとの適当な考えで、シャンプーをぬるま湯で30倍ほどに薄めてタンクに注入し、早速ガーッと吸入した。こういうものはある程度思い切りというものが必要なのだ。

と言いつつ、端っこの方で恐る恐るお試しで・・・おーっ、吸ってる吸ってる。

と思ったのだが、シャンプー恐るべし。

みるみるうちに回収用タンクが泡でいっぱいになってしまった。

これはいかん。ほんの一部でこれじゃとても全体を洗浄するなんて無理と、ここまでが失敗談。

【成功例】

30倍でこれか・・・しかしあまり薄めても洗浄力がないだろ。

ということでプロセスを変えることにした。

1 洗浄液を霧吹きで吹きかける

2 洗髪用ブラシでムートンをブラッシング

3 リンサーには洗浄液ではなく水を入れ、濯ぐ要領で対象物を吸引する

というわけで、霧吹きに洗浄液を入れてムートンがジョワジョワになるまでスプレーする。

この状態で、洗髪用ブラシで髪を洗うようにゴシゴシやる。あまり強くやるとヤバそうなので軽めに・・・

そこからリンサーでガーッとやると、回収用タンクに汚れた水が溜まり、綺麗になったムートンがフカっとした。おおおっ。

お分かりいただけるだろうか。左下の写真が施工前、左中の写真が施工後、右下の写真は上半分が施工前で下半分が施工後のものだ。毛起こしなどしていないのに明らかに毛並みが綺麗に立っている。

あとはよく日干しをして完成だ。

実に気持ちよくなった。本当に綺麗になった。

マウスのチャタリングにイラついた

確定申告の時期なので、医療費控除とふるさと納税分の申告を国税庁のホームページから行っていたら、相変わらず面倒臭いし、出来の悪いユーザーインタフェースに辟易としていたところに加え、医療費控除のためにエクセルのフォームをダウンロードして入力し始めたところ、マウスによるセルの指定が全くできず怒りがピークに達した。

マウスのチャタリングのせいで必要な場所はポインティングできないわ、余計なコピペが発生するわでどうにもならなかったのだ。いや、この件に関しては国税庁に非はないのだが、そもそも苛つくユーザーインタフェースで先に腹立たしい思いをさせたのは国税庁だからな。

なんとか騙し騙し申告だけは済ませたものの、このままイカれたマウスを放置すると精神衛生上よろしくないし、毎度毎度国税庁のせいにもできない。

仕方がないので直すことにした。このネタは確か3年ほど前にやった気がするがまあいいか。

今回ラリったマウスはこういう奴なのだが、3年以上前の投稿にも書いた通り、マウスのチャタリングはマウス内部のマイクロスイッチがヨタってるから起きる。

しかし、自分の経験では、よほどゲームばかりやってるとかでない限り、マイクロスイッチそのものがイカれることはない。大抵はマイクロスイッチに接点復活剤を吹きかけてやるだけで改善する。

 

これね。というわけでマウスを分解する。大抵のマウスはぱっと見どうやって分解したら良いのか分からないが、どれも基本同じで簡単に分解できる。

マウスをひっくり返して裏から見ると、机の上を滑らせるための厚みのある樹脂が貼ってあるので、これをマイナスの精密ドライバーなどで端から剥がしてやると、ビスが現れる。

此奴は4本のビスで留まっているので、それを外してやるとぱかっと蓋が外れる。

構造は至ってシンプルで、マウスを押す部分の裏側に、マイクロスイッチを押す台座がついており、その対極にあるのがマスクロスイッチだ。

で、このマイクロスイッチの白い部分がスイッチボタンであり、この向こう側に接点があるので、ここから接点回復剤を吹きかけてやるわけだが、余計なところまで液剤が飛び散るのはあまりよろしくないため、ティッシュペーパーで軽く養生してやる。

そうしたらこいつの出番。

スイッチそれぞれにシュッ、シュッ、シュッと吹きかけてやる。

これだけ。あとは元に戻してやれば、チャタリングはなくなっている筈だ。

これで駄目ならマイクロスイッチの交換だ。3つ換えても精々数百円だが、それをやるにはハンダゴテと多少の技術が要るかな。大したことはないけど、大抵の人は買い換えるでしょうね。

みんなやってる純水器が凄かった

Costcoで売り出されたUNGER社の純水器が欲し買ったのだが、私はCostcoの会員ではないので義妹(会員)に頼んで買ってきて貰おうかと思っていたところ、Amazonで売られているのを見つけたので速攻ポチッた。

何故これが欲しかったかと言えば、洗車する際に水道水を使うと、水に溶け込んでいる無機塩類が塗装面でウォータースポットを形成して取れなくなってしまうからだ。水が乾く前にしっかり拭き取ればよいのだが、どうしてもウォータースポットはできてしまう。
できてしまったウォータースポットを取り除くのは非常に大変なのだ。いや、何であれデキてしまったものをなかったコトにするのはとても大変なのだが、ウォータースポットは特に大変なので、デキる前に否認すべきなのである。
対して、水道水ではなく純水を使えば、TDS(Total Dissolved Solids)即ち総溶解固形物が極めて少ないのでウォータースポットができないというわけだ。
市販の精製水なんかも純水の一種であるが、洗車するにはまったく足りない。大量の純水を手に入れるには水道水から不純物を取り除くしかない。Unger社の純水器は、水道水をイオン交換樹脂に潜らせてイオン交換水を作るものなので、目的に適っているとともに、純水器としては大変リーズナブルである。
さて、届いた純水器を開梱してみるとこのようなものが入っていた。
まずはTDSメーター、フィルター付きノズルガン、イオン交換樹脂予備。
次に水栓のジョイント、マニュアル、写真を取り忘れたが蛇口と本体を繋ぐホース。
出水側のホースは付属していない。
洗車なら22回できると謳っているが、それはおそらく出水側にホースを繋いでジャバジャバ洗った場合だろう。
私は普段から節水を心掛けているので、洗車には高圧洗浄機を使っている。よって出水側には例によってケルヒャーの高圧洗浄機を繋いで使うので、おそらくその倍位はイケるのではないかと期待している。
というわけで、ケルヒャーのオプション品であるフィルターを追加購入した。付属のノズルガンにもフィルターが付いているので、これがないとそのうちイオン交換樹脂が漏れ出して高圧洗浄機を詰まらせてしまう可能性があるからだ。

それと、何やら付属の水栓ジョイントが頼りなさそうな感じだったので、水漏れを警戒してシールテープを購入したが、結局これは使わなかった・・・。

さて、洗車を始める前に性能チェック。水道水、浄水器を通した水、純水器を通した水について、それぞれTDSメーターで測ってみた。

① 水道水 TDS 86

② 浄水器の水 TDS 80 えー・・・

③ 純水器+高圧洗浄機 TDS 2 おぉっ?

まず水道水であるが、これは地域によって違うらしい。50~60程度かと思っていたが、我が家に届いている水道水は比較的TDSが高めだ。

次に浄水器を通した水であるが、うちではメイスイの浄水器を使っていて、毎年12月になると業者がフィルターを替えに来る。その度に安くない金額を払っているのだが、今は11月なのでもう一年近く使っているフィルターだからなのか、殆ど無塩基類を取り除けていない数値が出た。フィルターの容量が使用量に対して小さいのか、そうであればフィルターをグレードアップすればよいのだが、根本的に役立たずならお引取り願うしかない。今度業者が来たら、その場でTDSを測ってみたい。

⇒後日メイスイの担当者に聞いてみたところ、浄水器の水は味を考慮(純水は美味しくない)してミネラル類は除去していないとのこと。試薬で確認してもらったら、塩素などはちゃんと取り除いていた。

最後に純水器を通した水であるが、なんとTDS 2。高圧洗浄機に繋がず、単体で測るのを忘れてしまった。科学者として失格だ。単体ならもしかしたら0を叩き出すかも知れない性能値を示してくれた。スゲーっ。

⇒2022.2.11訂正 純水器から出た直後の水はTDS 0 だった。

では遂に洗車に取り掛かる。

水道の蛇口をホースで純水器に繋ぎ、純水器の出水側を高圧洗浄機に繋いだ。高圧洗浄機の入水側にはフィルターを取り付けた。

能書きが長かった割に、ここから先はどうにも写真では示しようがなかったので、結論を述べると、素晴らしいの一言に尽きる。

ウォータースポットは見事にデキなかった。洗車後、完全に乾くまで放置したわけではないが、水道水だと少し放置しただけで水ジミがデキ始めるが、純水ではそれがない。

これまでは、洗車は曇りの日か、早朝或いは夕刻に行っていたが、これなら真夏の炎天下でも洗車できるに違いない。

いや、これイイヨ。

最後に保管についてだが、一度使ったイオン交換樹脂を乾燥させてしまうと劣化してしまうようなので、しっかりと栓をしておく。しかし、置き場所がなぁ・・・。

栓はしてるけど、なんか水が染み出してる。尿漏れみたいで切ない・・・

網戸の張替えは誰でも出来る

久しぶりに網戸の張替えをやってみた。

家を建ててから何度かやってはいるが、20年以上何ら問題もなく使用できている網戸もあって、何枚かはずっと使い続けているのだが、先日庭でゴルフの練習をしていた時に、リビングの網戸にうっかりクラブのグリップを押し付けてしまい、あっさり破れてしまったのだ。

南向きの窓なので、紫外線による劣化が進んでいたのだろう。そこで、随分前にしまい込んでいた道具類と、余った網戸用のネットを引っ張り出してきた。

我が家では、電気、ガス、水道、家の補修、車の補修、家具の補修、持ち物の補修、その他諸々基本的にDIYなので、業者に頼むという選択肢は殆どない。

当然、自分でやるのと業者に頼むのとで、どっちが金銭面で得かという問題はある。勘定をしたことがないので正確には分からないが、自分でやる場合は工具や道具にある程度の投資をする必要があるので、一度やったら二度とやらないようなものは、物によっては業者に頼んだ方が得かも知れない。

しかしながら、大抵のものは業者に頼むより圧倒的に安く上がる。したがって、業者に頼むのは、技術的に明らかな差があって、業者の仕事の質に敵わないと判断したものだけ外注することにしている。

さて、今回は購入品は一つもないのだが、一応紹介しておく。

用意した道具

1 ネット

まずは網戸のネット。これは道具というより部材か。メッシュの粗さや縦横のサイズ、ネットの性質など色々あるが、選ぶポイントは、表と裏が違う色になっている物がよいと思う。今回使ったのは、表面が銀色、裏面(部屋側)が黒になっているもので、室外からは光が反射して中が見え難く、中からは外が見えやすいと謳っている製品(10年くらい前に使った余り物)だ。

 

 

2 網押さえゴム

これも部材になるが、ゴム製のパイプである。網戸の桟にネットを押し込んで固定するときに使う。太さがいくつかあるので、網戸に合うものを選ぶ。


3 ローラー

網押さえゴムを網戸の桟に押し込むときに使う物。シングルタイプのものもあるが、太さの違う二種類の網押さえゴムに対応できるツインタイプ(暑さの違う二種類のローラーが付いている)のものがおすすめ。

実際には、最初に網押さえゴムに適合しているローラーで軽く押し込んで仮留めし、仕上げにより細い方のローラーで更に押し込むようにするので両方使う。


4 カッター

なくてはいけないものではないが、網戸専用カッターがあると作業性がよく、綺麗に仕上がるのであったほうがよい。安いので、やるなら是非購入することをお薦めする。


5 クリップ

網戸作業用に売っているものもあるが、網戸の桟の厚みに対応できるものなら何でも構わない。

作業手順

はっきり言って簡単である。余程不器用でない限り誰でも出来ると思う。こんな作業を業者に頼んでン万円も払う人の気が知れない。障子貼りと大差ないんだから。

道具はどれも数百円。部材も同様だ。今時は100均で売っているものでも十分なんじゃないか。真に必要なものと言えば「やる気」だけだろう。そんなことに時間をかけるのが勿体ないとか言い訳してやらない輩は怠惰なだけだ。くだらないテレビ番組を観てる暇があったら、その時間であっという間にできるのだよ。

では作業にかかる。

0 網戸を取り外す

何も知らない人がいるかも知れないので、一応網戸の取り外し方から。構造をよく観察すれば分かることなのだが、中にはそれが分からず途方に暮れる人もいるかも知れないので念の為。

稀に何かの拍子で外れてしまうこともあるが、昔と違って現代の網戸はサッシ対応なので、基本的にはネジを緩めて抑え金具をずらさないと外れない。

抑え金具は、網戸の↓の部分のネジを緩めれば下にずらすことができ、網戸を外すことが出来る。

なぜわざわざこんなことを書いたかと言うと、以前単身赴任で外国に行くという隣の家の旦那が、「何かあったときはよろしく頼む」と挨拶に来られたことがあった。

その後ろで奥さんが「何もないわよ」と呟いていたのだが、数カ月後にご子息が何かの拍子に網戸を外してしまい、元に戻せなくて困っている姿を目にすることになった。

勿論ちゃんとハメてあげました。

1 古いネットを撤去する

網戸についている網押さえゴムを目打ちなどで浮かせて取り外し、古いネットを剥がす。

2 新しいネットを裁断してクリップで留める

張り替える面積に合わせて、少し大きめに新しいネットを裁断し、作業し易いように四隅をクリップで留める。

3 網押さえゴムを押し込む

網押さえゴムをローラーで「軽く」押し込んでいく。

最初はネットのたわみはあまり気にしないでよい。

四角形の連続した二辺に対して網押さえゴムを押し込んだら、クリップを対角の二辺に留め直し、今度は多少ネットのテンションを気にしながら更に網押さえゴムを「軽く」押し込んでいく。

概ね張れたところで、たわみが目立つ部分があったら一度網押さえゴムを部分的に外してやり直す。

大体張れたら、細い方のローラーを使って、軽く押し込んであった網押さえゴムを更に深く押し込んで、テンションを掛けていく。

4 余ったネットを切断する

鋏で角に切り込みを入れ、専用カッターで余剰部分を切り離す。

最後に、つんつん飛び出た部分を処理して完成。

網戸を窓枠に戻して、抑え金具にシリコンを吹いておけば滑りもよくなる。

ついでにガイドローラーの調整もしておけばなおよし。

5 出来栄え

このように中からは外がよく見えるが、外から中は見え難い。

以上

 

女性はハンドルの天敵か

何となく物議を醸しそうなタイトルで書き出してしまったが、これにはれっきとした訳がある。

見て頂きたい。これを。

え、何、よく見えないって。しようがない、拡大しよう。

ほら、これですよ、これ。

俺の大事なWRXの本皮ハンドルがぁぁぁぁぁっ。

これ、絶対妻の指輪で傷つけられたやつ(証拠はないけど)です。思えば前の車もそうだった。更にその前の車だって・・・。

… 

妻はハンドルの敵なのだ。いやこの発言はまずい。本人に知れたら大変なことになる。一般化しよう。指輪を嵌めた女性は本皮ハンドルの天敵だ。これでよし。概念の一般化により一対一の対決を避ける手法だ。微妙に敵を増やした気がしないでもないが、それよりこれをどうするかの方が問題だ。

運転する時は指輪をするんじゃないと妻に言うべきか。当然言うべきじゃないだろう。言ったら最後、もう雨の日に駅まで迎えに来てくれなくなるに違いない。

くぅぅぅぅぅ。

仕方ない。女を飾るのは男の甲斐性だぜ。ふっ、キマったな・・・。

だが、ハンドルがぁぁっ。気になる。実に気になる。回すときに手触りがザラって・・・あぁっ。

妻は何とも思っていないらしい。そりゃそうだろ、自分が犯人だからな。知らんぷりを決め込んでやがるんだ。

くそっ・・・どうしてくれようか。やはり指輪禁止にするか。いや、それは出来ん。メリットとデメリットをトレードオフすると、デメリットの方が大き過ぎる。

では泣き寝入りか。うわぁぁぁん・・・。

否、それは駄目だ。これを放置したらメンタルがやられてしまう。

それにしても、指輪をした手でハンドルをギュッと握るなんて。そもそもハンドルはギュッと握るものじゃないんだぞ。もっと言えば君にギュッと握って貰いたいのはハンドルじゃない。いや、今はそういう話じゃなかった。

そうだ、世の中のみんなは一体どうしてるんだろう。そこら中の道路でハンドルの天敵が車を運転してるんだ。似たような悩みを持つ同志がいるはずだ。

ググってみた。

あった。あったよ、ハンドルカバー。しかもそこらのカーショップで売ってる様な、いかにも「被せました」みたいな奴じゃないイカした奴が。

amazonやYahoo!でも売ってはいるが、比較的高いのでお薦めできないからリンクは貼らない。しかし、英語が苦手で、海外サイトはどうも・・・という方は、amazon、Yahoo!で”Mewant”で検索すれば出てくるので、自分の車種用のものを購入すればよいのではないか。やっぱりリンク貼っておこうか(笑)。正しい情報は発信したからな。見た上で比較し、どれを選択するかはその人の自由だ。

 

因みに、私はeBayで購入した。eBayのサイトで同じく”Mewant“で検索すれば色々出てくる。

私のは$67.00で送料込み(しょっちゅう変わる)。注文して3週間弱で台湾から到着した。

思ったより小さい箱だった。

開封の儀

装着の儀

ハンドルに被せて位置決めをしたら、端から針と糸で縫い込んでいく。糸や針など必要なものはすべて付属している。ハンドルを外した方が作業し易いのだろうが、面倒くさいので時々エンジンを掛けて作業しやすい位置にハンドルを回せば良いことにして、そのまま作業に入った。

付属品には両面テープが付いており、ハンドルの裏側に貼る前提のようだが、WRXのハンドルはD型であり、握りの部分にも凹凸があるのでずれることはないだろうという判断の下、両面テープなしで縫い込むことにした。カバーを外したときに素のハンドルがベタつくのは嫌だからね。

縫い込むと言っても、被せたカバーの縫い目を引っ掛けながら交互に縛っていく要領なので、非常に簡単で力もいらない。YouTubeに作業動画が上がっているので参考にした。

余った部分は、スポークの隙間に挟み込んで完成である。

初めからついてるハンドルのようで非常にクオリティが高い。Pretty good !

握りの部分はスエード生地なので手触りもグッドだ。目的のために手間を惜しまない人にはお勧めと言える。

慣れない作業で三時間近くかかった。面倒くさがり屋と不器用な人には向かないな。だがそれだけの価値はある。一回り太くなって、とてもいい感じだ。もしかしたら俺のより太いんじゃないか・・・いや確実に太いな。

 

 

WRXのスピーカーがショボかった件について

車をスバルWRXに買い替えた際、カーステレオ(以下「カーステ」という)のスピーカーをどうするべきか悩んだ挙げ句、ノーマルがフロントドアにセパレートタイプのスピーカー、ダッシュボード両サイドにツイーター、リアドアに何らかのスピーカーという6スピーカー構成だったため、結局そのまま購入した。

しかし、それは失敗だった。前車レクサスISはノーマルが10スピーカー構成で、スピーカー自体もそこそこの物が付いていたので、WRXもノーマルでそれなりだろうと期待していたのだが、それが間違いだった。

ノーマルでついていたスピーカーがショボかった。結果として音がショボい。ショボ過ぎる。昔のラジカセを彷彿とさせるような音が鳴る。えー。

そりゃWRXは元々うるさい車だし、マフラーも交換しちゃってるから排気音もゴロゴロ言ってるし、そんなにいい音に拘るつもりは毛頭ないよ。ないけど、これはないわぁ。

まず、誤解のないように言っておくが、スピーカーの数の問題ではなく質の問題である。よくスピーカーの数を自慢している輩がいるが、それは本質的な問題じゃない。

我が家にはリビングのテレビと、デスクトップのPC3台にそれぞれ5.1chのスピーカーシステムを付けているが、はっきり言って殆ど意味を成していない。何故なら5.1ch用の音源が殆どないし、対応している映画を観るときにしか役に立たないからだ。DSPがいい塩梅に変換してくれているが、所詮はなんちゃってだ。

同様にカーステで聞く音楽なんぞは、ほぼ100%ステレオ音源である。つまり右と左2種類の音しか存在しない。したがって、原理的にはちゃんとしたスピーカーが2基あれば、ちゃんとした音で聞ける筈なのだ。

信号を高音専用、中音専用、低音専用のスピーカーに分配して、それぞれのスピーカーの一番良い帯域で鳴らすことには意味があるが、同じ音を沢山のスピーカーから出すことで達成されるのは音質ではなく、ライブハウスやコンサートホールの反響音を再現するような臨場感だ。

森の中で小鳥の囀りを聴くような環境音や、クラシックをシンフォニーホールのような音で聴きたいという人にはいいかも知れない。私は車では殆どボーカル曲しか聴かないので、ボーカルの音があちらこちらから聞こえたら、それは違和感でしかない。

話を戻そう。やっぱり最初からスピーカー交換しておくべきだったかと、早速ディーラーオプションカタログで調べてみると、パナソニックスピーカーセット、カロッツェリアスピーカーセット、ケンウッドスピーカーセット、DIATONEスピーカーセット、Sonic Design スピーカーセット・・・あるわあるわ。

しかしだね、価格を見るとマテコラ。

バナのスピーカーはカーショップや音響専門店でも見かけないので、おそらくナビとセットのオプション販売前提なのだろう。前後セットで10万円オーバー。お客様フェアで買っても8万円オーバー。却下。

カロッツェリアとケンウッドのは、これもナビとセット推奨になってはいるが、おそらく市場で3万円クラスの製品と見られる(型名が違うので外観から推定)もので、実売だと倍以上の価格設定。却下。

車が車なだけにDIATONEまでは不要。Sonic Designはよく分からんが、これも前後セットだと軽く10万円オーバーなので、どちらも却下。

スバルはちょっと客をナメてないか。

レクサス車は、巷ではブランド料の上乗せが云々と批評されてはいるが、中身もちゃんとしてるので、トータルではコスパは悪くない。ただ、総合的には非常にバランスの取れた良い車だが、ちょっと面白みに欠けた。だから色々手を入れたが、社外品だろうがなんだろうが親身になって相談に乗ってくれた。

だが、私は同じブランドの車は(車種が違っても似たような感じだから)二度買わない主義であり、今回は「走る」ことを最重点に置いて選択したのがスバル車で、それ以外の点を自分が満足できる状態にするためにどうするかという話なのだが、ディーラーで用意しているのは適正価格とは思えない物ばかり。

その上、某神○川スバル販売は「社外品は一切取り付けません」とか言うし、車は売るけどカスタマイズは他所でやってくれという態度というか姿勢がいただけないね。もうちょっと車好きの人の要望に柔軟に応えて欲しいところだ。

というわけで、結果的に今回もDIYである。

1 デッドニング

レクサス車はデッドニングもノーマルでかなりの水準だった。一方スバル車はペラッペラで自分で相当手を入れる必要がある。元々方向性が全く違う車なので、それが悪いということではないのだが、これに関してWRXはその生い立ち故にないに等しいレベルだ。

ということで、まずはデッドニングだが、これについては多くの人がYouTubeやみんからで紹介してくれているので、ここでは書かない。

ドアやら、トランクルームやら、フロアやらの内張りをとっとと外し、振動しそうな鉄板部分(コンコンとと叩くと低い音がせずにカンカン響く場所)に制振材を貼り、その上から吸音材を貼りまくった。

使った制振材はこれ。

吸音材はこれ。

フロアマットの下に使った遮音材はこれ。

これに関しては、フロアマットの形に型紙を作り、型紙に合わせて遮音材を貼り、それをフロアマットの下に敷いた。こんな感じ。

デッドニングができたところで肝心のスピーカー選びだ。

2 スピーカーを購入

スピーカーは上を見たらきりがない。よってここで方針を決めた。

◆2個セットで3万円前後(売れ筋)のものからできるだけ大きいもの選ぶ

◆原則としてセパレートタイプ(中音と高音が別になっている)を選ぶ

◆ツイーターがダッシュボードに内蔵できる(目障りじゃない)ものを選ぶ

これで選択肢は3つに絞られた。

1 カロッツェリア TS-C1736S

2 ケンウッド KFC-XS174S

3 ALPINE X170S

しかし、こればかりは音を聞かないことには何とも判断し難い。オートバックスに行って現物の音を聞いてみた。3つともあるにはあったが、ALPINEは接続されていなかった。この時点で選択肢は2つに絞られた(笑)。

スペックを確認するとカロッツェリアの方が周波数帯域が広い。しかし、聞いた感じは、カロッツェリアにはシャカシャカ感があり、ケンウッドの方が落ち着いた音を出していた。

だが難しいもので、ケンウッドのKFXC-XS174Sにはリア用のコアキシャルタイプの設定がなく、4スピーカーにするとリアはランクの下がるRSシリーズになってしまう。悩んだ。

3 接続をどうするか考えた

ノーマルのスピーカーは次のように接続されている。パッシブネットワークというのは信号の分配器とフィルターだ。ここではデッキからの信号を分配してハイパスフィルターをかけ、高周波信号をツイーターに送っている。

先ほど述べたように、ステレオ音源の再生には最低2つのスピーカーがあれば事足りる。したがって、リアスピーカーなんぞは殺してしまって下記のようにバイアンプ構成にしてしまうという割り切り方もある。これならケンウッドでもいい。

4 結局適当に決めた

しかしまぁ、折角ナビ(デッキ)本体にタイムアライメント機能のあるDSPを装備しているので、ここは取り敢えず元の構成のまま接続することにした。臨場感なんていらねぇと言っておきながら矛盾するようだが、バイアンプ構成にするならスピーカーのグレードをもう少し上げるべきだろう。

これにより選択肢はカロッツェリア一択となった。

フロントスピーカーには、ツイーターと中低音を再生するセパレート型の17cmスピーカーTS-C1736Sを選択。

 

リアスピーカーには。同クラスのコアキシャルタイプ16cmスピーカーTS-C1630Sを選択。

 

視聴した際、これだけだと低音が少し足りない気がしたので調べたところ、ナビ(デッキ)本体にサブウーファー出力が出ていることが分かり、それならということでお手軽な入門機カロッツェリアTS-WX130DAを追加接続することにした。

 

結果的に、下記の構成となった。

スピーカーの置き換えなんぞは、ドアパネル外してコネクタを外し、ビス止めされているスピーカー本体を置き換えるだけで難しくないので写真は載せない(と言うか取り忘れた)。

常識だが、インナーバッフルは別途必要だ。

外したノーマルスピーカー本体はこれ。左下がフロント。右下がリア。交換したスピーカーとの比較のため、箱だけ並べてみた。リアはコアキシャルじゃなくてただの中音スピーカーだったようだ。

フロントスピーカーのコーンを押してみた。

うーん、硬い。これじゃ鳴りが良くないよね。

因みに、今回フロントスピーカーに採用したTS-Cスピーカーには、1730Sと1736Sがあるが、前者がツイーター外付けタイプ、後者が内蔵タイプだ。

サブウーファーは、助手席シートの下にしようと思ったが、何らかの装置が置いてあってスペースが無かったため、運転席シート下に取り付けた。

5 出力調整

スピーカーセットを交換しただけではろくな音が出ないので、調整が必要だ。測定器があればいいのだが、プロじゃないのでそんな物は持っていない。

ナビ(デッキ)本体を見ると、スピーカー出力、スピーカーディレイ、サブウーファー出力が調整できるようだ。

取り敢えずよく分からんので(笑)、スピーカー出力とスピーカーディレイを弄って、何となく正面から音が聞こえるようにし、音量をちょっとうるさめに上げてみた。サブウーファはズンズン言わせてもしようがないので、足りない低音をちょっと足す位に調整した。暫く聴き込んでみて再調整しようと思う。

 

サブウーファーに高い周波数域の信号を送っても意味がないので、80~100Hzの間で設定してみた。あとは付属のリモコンで出力と位相を設定する。

その他の微調整は、イコライザでやることとしよう。

肝心の音の変化について文章で表現するのは不可能に近いので一言。かなり変わった。ホント、それしか言いようがない。総額5万円程度でこんなに変わるなら、お薦めだ。

さて、私のWRXにはこれまで色々と手を加え、今回は音響環境を弄ったわけだが、自分の納得のいくレベルまで諸々手を入れた結果、2021年型レクサスIS新車とほぼ同等価格になった。自分としてはそんなもんだろうと思っているのだが、こうなると妻には全く賛同が得られない。

妻曰く、同じ金額払ってる(いゃ、うちの家計からは確かにそれだけ出ていってるけど、そのうち2割はスバルに払ってないから・・・)のに、サービスレベルが全然違うし、ディーラーに集まってくる人種が変な人多い(笑)し、ボンネットに鼻の穴みたいの開いてる(爆)し、音なんてどうでもいいしと、もうケチョンケチョンである。

そんな抵抗勢力にめげることなく、これからも頑張っていきたい。暑くなる季節だから、次は冷却系チューンかな。