NURO光のONUに接続したASUS RT-AC88UでIPv6を通す

IPv6の話

NURO光のONUに自前のルータであるASUS RT-AC88Uを繋いでどうしたこうしたという記事を書くと、それに関して同じ様なことで悩んでいるので教えて欲しいというご質問を頂くことが多い。

その度に私も色々と調べ直して解決策を見つけることになるのだが、それはそれで楽しいのでご質問を頂くことは歓迎である。

さて、今回はNURO光のONUに繋いだASUSルータでIPv6が通らないので何とかならないかというご質問を頂いた。

IPv6テストサイトで確認してみた

IPv6の接続性を確認できるサイトは沢山あるが、取り敢えず「あなたのIPv6を確認しましょう」で確認してみた。

あれぇぇぇ。駄目じゃん。

過去には確かに通っていたのだが、どういう訳か私の環境でも通らなくなっていた。以前は通っていたので、ネット環境を変えた時に色々弄ったことが原因即ち設定の問題であることは間違いない。

だが待てよ、今使っているPCは最近組み上げたもので、以前確認したときとは違うマシンだ。まさかとは思ったが、一応イーサネットプロパティを確認してみた。

うん、これは問題ないね。ちゃんとTCP/IPv6は入っている。ではWindows10の方はどうか。コマンドプロンプトかPowerShellでコマンドを叩いてみる。

netsh interface ipv6 show prefixpolicies

ふふん、プレフィックスを確認する限り、ちゃんとIPv6がIpv4より上位になっているので、先にIPv6で繋ぎにいっている筈だ。localhostへのpingも通る。

まあ、4~5年前は確かにこの優先順位を逆に設定していた記憶はある。IPv6が使えるようになったからと言って、IPv6で動いているサイトが多いとは言えない状況だったからだ。だが今は状況が違う。もうIPv6優先でもいいだろう。故に、これはこれで問題ない。

となると、後は二段ルータのどちらかの設定であろう。

我が家では、NURO光のHG8045QにRT-AC88Uを繋いでいるので、ご質問を受けた当初は多忙だったこともあり、直感的に二段NATのせいかなどと考えて保留にした。

だが、NURO光のONUであるHG8045Qに対してやったことと言えば、RT-AC88UへのDMZ転送を設定した位で、特におかしなことはしていない。HG8045Qの管理画面で確認しても、WAN側にIPv6のアドレスが振られているのは間違いない。

ならば、RT-AC88U側の設定の何れかに原因がある筈だ。

RT-AC88UのWAN接続タイプ

最初に同ルータのWAN接続タプを開いてみた。

ちょっと見難いが、基本設定のWAN接続タイプは「自動 IP」が設定してある。

NURO光では、PPPoEの設定をする必要はないので自動 IPで問題ない筈だ。固定IPのサービスは2020年6月現在はないので「静的 IP」でもない。実際はあまり頻々に変わっている様子はないので、「静的 IP」でも一定期間なら繋がると思うが、普通はしないだろう。ということでこれは「自動 IP」で問題ない。

ここでASUSルータの仕様であるが、FAQによればIPv6を通す場合には次の設定をする必要があるようだ。

1 WAN接続タイプ:PPPoE ⇒ IPv6接続タイプ:Native
2 WAN接続タイプ:自動 IP ⇒ IPv6接続タイプ:Passthrough
3 WAN接続タイプ:静的 IP アドレス ⇒ IPv6接続タイプ:Static IPv6

RT-AC88UのIPv6接続タイプ

ということであるので、次にIPv6タブから基本設定を開き、「IPv6接続タイプ」を確認してみたところ、あらぁ・・・。

「Native」になっていた。これは、WAN接続タイプがPPPoEである場合の設定だ。

おそらくは、色々設定を試しているうちに弄ってしまっていたのだろう。WAN接続タイプが自動 IPでIPv6接続タイプがNativeでも、IPv4では接続されるので気が付かなかったのだと思われる。

ここを「Passthrhough」に設定し直し、再び「あなたのIPv6を確認しましょう」で確認してみたところ、あっさりIPv6が通るようになった。

因みにここで表示されるIPv6のアドレスは、Windows10の再起動をする度に変わるので、実際のところ特段隠す意味はない。

Windows 10のIPv6アドレスは、OS自体の再起動等のタイミングでアドレスが変更されるからだ。

さて、確認のために更に他のサイトとのIPv6接続もチェックしてみる。

問題ないようだ。というわけで、IPv6が通らないことに二段ルータは関係なく、ASUSルータ側のWAN接続タイプとIPv6接続タイプの設定の組み合わせによるものだった。

ただ、IPv4とIPv6の違いでネットワーク速度の違いが出るかと言うと、そんなことはない。速度は飽くまでプロバイダーのベストエフォートに依存し、同一回線をシェアするユーザ数に影響する。レスポンスも同様である。

実際、同一時間帯のネットワーク速度をそれぞれ数回計測した上での中心値らしきものを掲載すると、レスポンスに差はなく、速度は寧ろIPv4の方が速かった。

IPv6接続

IPv4接続

何のことはない。「NURO光に繋いだASUS RT-AC88UでIPv6を通す」などと大層なタイトルにしたが、単純に「ASUS RT-AC88UでIPv6を通す」でよかった。

フィギュア三女はポリマークレイ(後編)

前編で基本のモデリングは出来たので、ここからポージングとドレスアップを始める。最終形態はゴルフ女子なので、今回に限ってはヌード即ち全裸は不味い。ドレスコードに引っかかってゴルフ場に入場制限されてしまう。

よって、まずはパンティ・・・ショーツ・・・要するにパンツだ。今回は、スプレー缶でポリマークレイを伸ばして薄くしてから成形してみた。

プロは多分こんなことをせずに、ヘラワークだけでウェアリングするのだろうが、俺はセミプロだからオーバーレイでいく。実のところこれにはちゃんとした理由があるのだが、それは後で説明する。

パンツが穿けたら、次は「ゴルフウェア」を着せてみたい。当然セクシー路線でいくので、アメリカンスリーブに胸開きのアレでいきたい。キューティハニーのパクリではない。永井豪先生へのオマージュである。

永井豪先生、あなたは天才だった。「ハレンチ学園」といい、「キューティハニー」といい、「けっこう仮面」といい、もう非の打ち所がないエッチ路線だ。マジンガーZのアフロダイエースの発想は惜しかったと言わざるを得ない。もっとやって欲しかった。そして、デビルマンでやめときゃいいのに、デビルマンレディなんて描いちゃったところが、あなたの本質がそっち系であることを表している証拠だ。だが、そのどれもがいやらしさのない健全なエッチであるところが先生のいいところだ。

でも、そんな永井豪先生も松本零士先生には敵わない。松本先生は天才を通り越して偉人だ。松本零士先生と言えば宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999を連想する人が多いだろう。しかし、それは先生の本質ではない。松本零士先生こそ、エッチなどという次元を軽く超越してロマンとエロチシズムを潔くとことん探求された人物である。その代表作は「セクサロイド」、「ひるあんどん」、そして究極は「ガンフロンティア」である。

もうね、多感な俺の青春時代に、アンタ方一体なんてものを描いてくれたんですかっ。俺の性癖はアンタ等のせいでめちゃくちゃだよ。先生方に影響を受けた俺のアートの作風がどのように結実したか、今こそ見せてやる。

まずは先程と同様にポリマークレイの薄物を作り、ボディに被せていく。

大きさと位置決めをしたら、カッティングして前後を張り合わせる。

この時点で既にドレスコード的にアウトな感じがするが、気のせいだ。

次はソックスと靴を履かせてみる。ソックスは、ポリマークレイで輪っかを作り、ヘラで下半分を潰すように押し付けてイメージを作る。

靴はベロアになる部分を足の甲に置き、その後で足を包み込むように左右からポリマークレイを被せていく。

なんとなく靴のイメージになったかな。両足を同様に作ったら、靴底をつけて完成。靴底は後から別途取り付けてもいいが、今回はヘラワークで作ってみた。

ここまで来たら、最終形をイメージしたポージングを行う。

練ったばかりのポリマークレイは柔らかいので、ここまでの作業を一気にやるのであれば問題ないのだが、一旦作業を休止して翌日以降にやったりすると、大抵股が裂けたり、腰が折れたり、腕がもげたりする。その時はその時で慌てず練ったポリマークレイを裂け目に押し込んで均せば問題ない。

さて、次の工程であるが、スカートを履かせる前に髪を先に取り掛かる。フィギュアの長女と次女を作った際の経験がこの時に活きたのだが、この作業の順番が意外に大事なポイントである。

細かい作業をする時、左手でフィギュアを持って、右手でヘラを操作するのだが、ヘラを操作する右手に神経が集中すると、無意識に左手に力が入ったり、左手の指先が細かい造形を変形させてしまったりするのだ。

この場合特に要注意なのは、フィギュアの細い指である。間違って衝撃を与えようものなら即座に折れてしまう。また、仮にここで髪より先にスカートを着せてしまうと、スカートは厚みの薄いパーツなので、髪を成形する際に左手でフィギュアを握ることができない。

というわけでスカートより先に髪に取り掛かる。髪型をイメージしながら、いくつかのパーツを張り合わせるようにして大雑把に成形する。

複雑な髪型にするには何層かに分けて貼り込むといい。その後ヘラで継ぎ目を均し、髪の流れに沿って掻き分けていく。

以上で完成。

最後はいよいよスカートだが、ここまできたらもう臆面もなく超ミニと大胆スリットしかない。その他の選択肢などあり得ない。皆無だ。

最早全くドレスコードに適合するわけなどないのだが、もう突っ走るしかない。

さて、最後に何故オーバーレイで服を作ったかというと、仕上げにそこはかとないセクシーさを出したかったからである。

服というものはピタッと躰に貼り付いているものではなく、着ているからこその隙間というものがあるわけで、それをここで作り込んでいくわけだ。

 胸の開口部とか

 脇とか

 後ろ身頃と背中の間にヘラで隙間を作り込む

ほんのちょっとの隙間やめくれ上がり。こういう芸の細かさがあると一味違う。そこんとこ大事。そして・・・

スカートとは、風に靡くものなり。これこそがファンタジーの王道である。

うん、ティーグラウンドでは後ろには立たないから許して欲しい。

成形に関しては一応これで完成とは言え、最後にあと一つ工程が残っている。この子をオーブンに入れて130℃で焼成しなければならないのだ。でないといつまで経っても固まらない。だが、サイズ的に立ったままではうちのオーブンの庫内に入らない。下手に寝かすと髪やスカートが折れてしまう。どうしたものかね、これ。

と思っていたら、たまたま良さそうな厚皿を見つけたので載せてみた。

これならいけそうなので早速焼いてみる。

スーパースカルピーの説明書きによれば、オーブンを130℃で予熱し、厚さ5mmに対して15分間焼きを入れろとのこと。この子はところにより10mm厚以上ありそうなので、まずは15分間焼き、裏返してもう15分間、合計30分間焼いてみた。

無事焼き上がった。デコピンするように爪で叩いてやると、焼く前はペチペチと柔らかい音を立てていたが、焼成後はコンコンという硬い音がする。色は気持ち濃くなったような気がする。

 

後はサンドペーパーをかけて着色だ。しかしここで頭の上のフックをニッパーで取り除こうとしたところ、首がぽっきりイッてしまうというトラブルが発生。

補修してみたが、焼成した後のポリマークレイは、特性として新たなポリマークレイが少々付き難い。付かないこともないのだが、入り組んだ部分だと綺麗に補修するのが厄介なため、補修跡を隠し補強する目的で急遽チョーカーを着用させたので、益々キューティーハニー寄りになった。

フックを切断した部分に盛ったスーパースカルピーと、チョーカー部分を焼成するため、もう5分程オーブンで焼いて今度こそ成形は完成した。

ここで改めて「隙間の美学」と「チラリズムの極致」について強調しておきたい。

 

問題は、後日着色するまでの保管と、どうやってディスプレイするかである。

最後はゴルフクラブを持たせるので、三点支持で自立させてもある程度安定すると思うが、それまでが問題である。現時点で自立するとは言え、揺れれば倒れる。仕方なくティッシュの空き箱を利用することにした。

うーん、なんだかいけないプレイをしているようだが、今回に限ってはそんな意図は全く無い。可哀想だから早く何とかしなければ・・・。

骨盤と背骨の歪みを治す

肩、首、腰が凝る

デスクワークばかりしていると、どうしても姿勢が悪くなり、骨盤や背骨に歪みが生じて肩や首筋の凝りの原因になるらしい。当然腰もだ。

肩が凝るのは、根本的には運動不足や同じ姿勢を取り続けることで肩甲骨の周りの筋肉が固くなってしまうのが一因らしい。

首や腰は、スマホやデスクワークで姿勢が前屈みになって、重量物の頭や上体を支える筋肉が無駄に緊張状態を続けることから凝り固まってしまうという。

また、妻などは立ち仕事が多く、立っている時に左右の足に均等に体重をかけず、絶えずどちらかの足に偏重していることで、骨盤に歪みが生じているようだ。そのせいで、いつも腰の右側が痛いと訴えている。

原因が何であるにせよ、凝り固まったものは解さないと辛いし、歪んだり曲がったりしてしまったものは根本から直さなければならない。

何しろ曲がったことは嫌いだからな。

というわけで、私はこれを買った。ストレッチボールのツブツブ付きの奴だ。

これは見た目より硬く、腰やお尻に当てると結構効く。そして割と痛い。痛いが効く。価格も安く、安い割には凝った場所にピンポイントに当てられてグッドな奴なのだ。邪魔にもならないし、すぐに取り出せてお手軽だ。

この手のものを選ぶ時、邪魔にならず、お手軽というのが重要なポイントだ。出してくるのが億劫だったり、使うのが面倒なものは頂けない。その点もこいつはいい。邪魔だからと言ってこんなことされてしまうと死蔵品となる。わざわざ出してきて使おうなんて気にはなれない。

さて、このツフツブ付きのストレッチボール。気に入って使っていたら、いつの間にか妻も使ってた。というより完全に奪われた。それはまあいい。ところが、そうこうしているうちに、いつの間にか我が家にストレッチポールなるものが導入されていた。私が買ったストレッチボールとは「゛」と「゜」しか違わない。それなのに見た目が随分違う。

妻が買った、らしい。なんか最近こういうものが我が家で増殖している気がするのだが、彼女は勝手に買い物したりしない。そう言えばいつだったか「・・・だけど、買ってもいいかな。」とか聞かれたような気がする。例によって「うん」とか「ああ」とか「いいんじゃないか。」とか適当な相槌を打っているうちに、「いいって言ったよね。」ということになったらしい。よくあることだ。

まあ折角買ったのだからと私も試して見たところ、ぐおぉぉぉぉぉ・・・。こ、これもいいじゃないか。いや実にいい。腰から背中まで効く効く。これの上に寝てゴロゴロと腰から背中まで伸ばすと最初は辛いのだが、暫くすると背中全体がリラックスして痛くなくなる。ストレッチできた証拠だろう。一か月ほど継続して使った頃がちょうど健康診断の時期だったのだが、なんか身長が少し伸びてた。それだけ猫背になっていたのか、或いは背骨の間の軟骨かナニカが押しつぶされて縮んでいたのだろうか。思わぬ効果もあり、兎に角予想以上によかった。
と、思っていたら、在宅勤務で帰省というか寄生している長男の部屋にこんなものがあった。
骨盤職人とか書いてある。見ると玉の位置が変更できるようだ。
ふむ、どれどれとばかりに使ってみたところ、おぉぉぉぉぉぉっ、これはいい。なんだよコレ。すごく気持ちいいじゃん。

何ていうかさ、私より妻、妻より息子がずっと高級なものを買ってるってどーゆーことかね。まあいいけどさ。もうどうでもいいわ。気持ちいいし。
気を取り直して、使い方を説明しよう。

使い方を説明するために、彼に手伝ってもらうことにした。

1 ストレッチポールの使い方

ストレッチボールはこうして使う。

2 ストレッチポール(YOGAPOLE)の使い方

ストレッチポールはこうだ。この状態で徐々に腰から背中に躰をずらしていく。

3 骨盤職人の使い方

そして骨盤職人はこうやる。うん。

どれも同じじゃねぇか、などと言うなかれ。効き具合はちょっとずつ違うので、自分のM度合いに合ったものを使うといい。以下に私の所見を述べる。

エントリーNo.1が一番痛い。そして、いくら使っても慣れることなくずっと痛い。長時間は耐えられないが、一番ピンポイントに当てやすい。

エントリーNo.2は、やり始めは痛いが次第に躰が伸びてくるのが分かり、一番効果が体感できる。体勢的には最もM気分が味わえる。なんとなくイケないことをされている気になってくるから不思議だ。

エントリーNo.3が一番気持ちいい。無理なく所望の効果が得られる気がする。そしてそういうものは当然の様に最も高価なのが世の常識だ。

PCの故障診断(マザーボード編)

三か月前に組んだ自作PC4号機が使用開始一か月で故障した。残念ながら、市場に出たばかりの最新パーツを集めた自作PCでは、初期不良は比較的あると言わざるを得ない。

半導体部品が殆どなので、安定稼働し始めた後は滅多に故障はないが、それでもOCなどして定格を超えて稼働させれば寿命も短くなるというものだ。しかし、そもそもIT機器というものは、後生大事に持っておくような代物ではない。寿命なんて5年も保てば良い方だ。

参考までに私がこれまでに経験したパーツ故障は以下の通りだ。

◆システムHDD故障(数年使用後)👈DELL製 Desktop PC

◆マザーボード故障(初期不良)👈自作1号機

◆グラフィックボード故障(数年使用後)👈自作1号機

◆マザーボード故障(数年使用後)👈自作2号機

◆簡易水冷型CPUクーラー故障(数年使用後)👈自作2号機

◆M.2 NVMe SSD故障(初期不良)👈自作4号機

◆M.2 NVMe SSD故障(一か月使用後)👈自作4号機

◆マザーボード故障(一か月使用後)👈自作4号機

使用開始後一か月で故障なんてのは、私に言わせれば初期不良なのだが、使用開始している以上、通常は交換ではなく修理対象になってしまう。

自作PCの場合に厄介なのは、故障した部品を自分で特定し、メーカーまたは販売店と交渉しなければならないことだ。

ディスク系の故障は比較的分かり易い。システムなら起動しないし、読み書きのエラーより認識しなくなる場合が多いので、特定も簡単な場合が多い。

PCパーツで最も故障や不具合が多いのは、私の経験上はマザーボードだ。今回もそうだった。勿論既に復旧済みであり、その自作4号機で本稿を書いている。では経緯からいこう。

ある日突然PCがダウンした・・・

たまたま作業中ではなかったが、起動中のPCがダウンし、画面表示がされなくなった。ぷつーん・・・

えっ・・・。はぁ・・・。何かが逝ったか。今回はどのパーツかねぇ・・・。

そもそもPCパーツで日本製のものなんて殆どないので、それほど驚くことでもない。今回はBIOSにすら入れないので、十中八九マザボだと踏んだが、何もせずにサポートとのやりとりを行うのは時間の無駄である。

偉大なるマザーを否定するためには、「おまわりさん、犯人はこいつです。」と言えるだけの論拠を示さなければならない。

まずは一番怪しいマザボの自己診断を見る・・・

Debug code LEDに”0d”が表示されている。

EZ Debug LEDには”DRAM”が点灯している。

ふむ、マザボの取説を見る限り、前者はブートフェーズのローレベル初期化エラー、後者はDRAMが検出されないか、認識に失敗したことを示している。

これだけじゃ分からんね。

次に電源をチェック・・・

電源は入る。

ケースファンやCPUクーラーのファンは回っているし、ディスク類も動いている。マザーボード上のLEDやメモリも光っているので、ATX電源は供給されている筈だ。

もしPSを疑うなら、こういうものを使えば簡単だ。

「男の直感」でPS故障の可能性は低いと思ったものの、CPU電源だけがPSから供給されていない可能性もあるので、一応チェックしたが異常なし。やはりPSじゃない。
グラボをチェック・・・
モニターへの信号入力がないなら、グラボの故障は疑う必要がある。そこで手持ちの別のグラボと交換した。Geforce GTX1660 SUPERのボードと交換してみたが、症状は変化せず。
うん、グラボでもないな。
CPUの装着をチェック・・・
組み立て時の接触不良もあり得るので、CPUとCPUクーラーを取り外し、もう一度装着してみた。予想通り症状に変化なし。
DRAMをチェック・・・
DRAMの故障もあまりないと思ったが、一応マザボの自己診断ではDRAMが認識できないと言っているので、チェックした。
◆すべての接続機器を外し、CPUとマザーボードだけで電源を投入

Debug code LEDは”0d”が表示されている。

EZ Debug LED は”VGA”と”CPU”が点灯、消灯を繰り返した。

要するにローレベルの初期化を繰り返し、VGAもCPUも認識できないと偉大なるマザーは仰ってる。

◆マザボにCPUとメモリ#1を接続して電源を投入

Debug code LEDは”00~14″を繰り返した。

EZ Debug LED は”CPU”が点灯。

メモリ一枚挿しだとCPUが認識できない、と偉大なるマザーは言い分を変えた・・・。マテコラ。

◆マザボにCPUとメモリ#2を接続して電源を投入

Debug code LEDは”00~14″を繰り返した。

EZ Debug LED は”CPU”が点灯。

こうなると、つまりアレだ。ローレベルの初期化に失敗しているのは明らかだが、DRAMが二枚とも同時に故障したとは考えにくいので、この段階でメモリも容疑者から除外した。
犯人はCPUかマザボに絞られた・・・
CPUメーカーとマザーボードメーカーの品質保証体制を比較した場合、前者の不良であることは確率的にかなり低い。
以上の論拠を示して偉大なるマザーのサポートセンターに連絡を入れたところ、「マザーボードの故障だと思われるので、送ってください。」との返答があった。
よし、話の分かる奴じゃないかということで、PCを解体し偉大なるマザーに別れを告げた・・・のだが。
二か月近く待った・・・
通常は三週間ほどで返送するとのことだったが、待てど暮らせどマザーは帰ってこなかった。途中何度か督促を入れたが、世界的なコロナの影響なのか、台湾に帰国した偉大なるマザーは、再び帰ってくるまでに二か月近くかかった。
その間、現行機(自作2号機)のグラボをアップグレードして繋いだ。早々にディープラーニング専用機にしてしまわなくてよかったわ。
そして再び組み上げたのだが・・・
お分かりだろうか。電源を投入しても電源ボタンしか点灯しなかった。電源ボタンの右横にあるDebug code LEDが点灯しない。当然のようにEZ Debug LEDも点灯しなかった。嫌な予感がした・・・。電源ボタンを押したが、案の定PCは起動しなかった。電源が入らないのだ。あぁ・・・
修理に出す前より悪化してるじゃねぇか・・・
怒り心頭に発したが、アンガーマネージメントが発動した。ここは一旦気持ちを落ち着かせ、念の為もう一度PSの不具合ではないことを確認するために、今度はPSテスターではなく、自作2号機の電源を自作4号機のマザボに繋いで確認したものの、当然のように症状は変わらなかった。
その旨を文に認め、再びクレームを入れた。
「オタクは出荷前検査をしないのですか。」と。
サポートセンターの返事はこうだった。
「今回のお品物については、Cold Bootテスト、Prime95による負荷テストを行い、異常がないことを確認をしてから出荷を行っています。電源の交換を行い、症状が変わらないとのことですが、その他のパーツの故障も考えられます。その他のパーツについても交換、組み換えを行っていただけませんか。」
ちょっと待ってクダサイねェちゃん・・・そ~んなこたぁねぇダロ、よ~く見りゃわかるBreak Down(Oh,Yeah!) 
へぇ、負荷テストねぇ・・・電源も入らないのにかよぉ。サポートの人ってのはどうして、客が皆シロウトだと思って上から目線なんだろね。おいおい、俺ぁ、こう見えても元は信号処理エンジニアで、この手のボードなんぞ、昔は一週間に一枚は仕事で設計してたんだよ。と凄んでみたところで意味がない。昔は昔、今は今だ。喧嘩するのが目的ではなく、如何に早く先方の非を認めさせて良品を手に入れるかが課題なので、優しく丁寧に回答した。
「逆にお伺いしますが、ボード上の電源ボタンを押しても電源が入らないのに、PS以外の何を確認しろと仰るのでしょうか。たとえCPU、メモリ、グラボ類の何が異常、或いは未接続であってもボードの電源は入り、自己診断LEDが点灯するのが正常動作だと考えますが、違いますか。」と。
新品交換対応になった・・・
翌日返事があり、「メーカー及び製品担当と協議した結果、今回の品物は新品と交換させて頂きます。」とのことだった。ったりめぇだろが。苦節二か月。長かったぜ。
そして新品のボードが送られてきたので、また駄目で解体する羽目にならないように、マザーボード単体でPSからATX電源を供給して確かめた。
ほら見やがれ。CPUやメモリを挿さなくたって、普通はこうなるのが正しいんだよ。という趣旨の嫌味を、写真を添え、丁寧な文章で御礼と称してサポセンに送っておいた。やれやれ、高いCPUグリスを何度も無駄に浪費したぜ。
因みに、別途故障したM.2 NVMe SSDの方は、Amazonに返品した。こいつは初期不良で交換して貰い、使い始めて一か月で同じ症状でクレームになったので、多分「調査扱い」になるのだろう。どうなることやら。私は悪くないんだけどなぁ。

手首の痛みにZAMST、膝の痛みにもZAMST

色々やってきた結果・・・

中学校の時はバレーボール、高校で硬式テニス、大学ではウィンドサーフィンでクラブ活動をする傍ら、夏はスキンダイビングやスキューバダイビング、冬は毎年青森まで行ってスキーを割と真剣にやってきた。今は専らゴルフに励んでいる。

これだけやってくると、当然ながら躰のあちらこちらをそれなりに痛めた。結果としてサポーターのお世話になる羽目になったのだが、昔はあまり良いサポーターがなく、精々ゴムを織り込んだ生地で締め付けるようなものだったので、効果も怪しいと言わざるを得なかった。

サポーターは進化している

しかし、最近はサポーターもそこそこ機能性の高いものが出回っている。中でも私はZAMSTを愛用している。さすがにテーピングには及ばないものの、筋肉の伸び縮みの方向に対してサポートするように作られている。

そして、最近またそのレパートリーが増えた。何故か。多分ゴルフのスイング改造が原因と思われる。私の持ち玉はドロー。下手をするとフック、更にチーピン。これを改善するために、上体の起き上がりを防ぐ目的で右足裏をできるだけ地面から離さないようにした。上体が回転しきるまで右足を浮かさないようにするのは厳しく、必然的に右膝が内側に捻転する。多分このせいで右膝の外側が1ラウンド保たずに痛み出す。

無理してるのは間違いないのだが、上体が早めに起き上がる癖が治るまでは続けなければならない。

仕方がないので、ZAMSTの公式サイトを参照し、このような症状の適合すると記載されているRK-1を購入した。

これは左右兼用タイプではなく右膝専用品で、膝が内側に倒れるのを支えてくれる。
実は元々膝用にはMK-3(下図)というのを持っているのだが、これだと膝全体を結構しっかりと固定してしまうので、動きが阻害されてしまう。
余程の時はこちらを使わざるを得ないが、スポーツ時にはRK-1の方が良い。特にゴルフはちょっとした違和感にセンシティブなスポーツなので、私見だがMK-3は向いていないと思う。
尚、MK-3は既に廃盤となっていて、公式サイトのラインナップを見る限り、後継はEK-3であるように見受けられる。

ZAMST公式サイトにはEK-3はゴルフに適合とあるが、私にはそうは思えない。症状にもよるのだろうが、私のように膝の外側の痛みを抱えながらゴルフをするにはRK-1の方がよいと判断した。
超いいよ、RK-1・・・
実際RK-1をつけて練習してみたら非常に良い具合だったので、20/6/5のラウンドで早速使用してみたところ、いつもだとハーフ終わった辺りから痛みだすのだが、最後までまったくノーペインだった。これは素晴らしい。手放せなくなりそうだ。
手首と肘にも
さて、冒頭でサポーター歴を語ったので、ついでに記述しておくと、かつて庭の芝を張り替えた際に右手首が腱鞘炎になってしまい、その時に使用したのはZAMST リストラップとZAMST リストバンドである。

ZAMST リストラップは、見た目ツチノコ(若い人は知らないだろうな)みたいな外観なのだが、このように輪っかを親指に嵌めてから手首に巻いて使用する。
ZAMST リストバンドは、見た通り巻くだけだ。何故二股になっているかは知らないが。
因みに、この時の腱鞘炎はかなり重症だったので、整形外科に行って神経ブロック注射を打ち、その上で上記2つを下図のように重ねて使ってゴルフした(笑)。
因みに、テニスエルボーとかゴルフ肘みたいなものを発症した時は、流石にZAMSTでは厳しい(ゴルフで肘を固定するのは愚の骨頂)と思われたので、DESCENTEのKOUNOE BELT(肘用サポーター)というものを使った。
単純な構造なのだが、ZAMSTに共通する関節を覆うような装着感や違和感がなく、それでいてそこそこの効果が体感できた。これもなかなか良かった。

今回は意図せずZAMSTだのDESCENTEだのと連呼してしまったが、別に私は彼奴らの回し者ではないので悪しからず。

フィギュア三女はポリマークレイ(前編)

最初にフィギュアに挑戦してから、もう3年近くなる。処女作である長女はエポパテ(エポレジンプロ)、第二作の次女は長女の髪を造形して余った石粉粘土(ダイソー)でそれぞれ造形した。第三作目となる三女は、ポリマークレイに挑戦しようと思って材料も調達済だった。ポリマークレイとは所謂熱硬化型の樹脂粘土である。

しかし、気の多い私は他に色々と手を出してしまい、そのまま放置していたというわけだが、今年に入ってからのコロナ禍により、自宅から出難い状況が長く続き、再び創作意欲が湧いてきたのでこの機に取り組んでみた次第である。

ポリマークレイにも色々あるが、今回使うのはこれ。Super Sculpey(スーパースカルピー)のベージュである。

此奴の特徴は、エポパテや石粉粘土のように、硬化時間を気にしながら素早く造形する必要がないということだろう。加熱するまで硬化することがなく、納得いくまで造形を追求することができるという代物だ。

そういう性質のものであるので、購入してから3年近く経過していても全く問題はない。

 

1 構想
まず最初に造形の構想であるが、大体は頭の中でイメージできているので、ボディモデルを使ってイメージを具体化する。
ゴルフ女子にチャレンジしてみたい。

 

2 スケルトンの作成
イメージアップができたら、全体のサイズ感と骨格のバランスを考慮して、アルミニウムの針金で骨組みを作成する。
骨組みができたら、針金にアルミ箔を貼り付け易いように両面テープを巻く。
両面テープを巻きつけたら、肉付けし易いようにアルミ箔を巻き付けていく。
これでスケルトンの完成。

 

3 肉付け
次は、アルミ箔を巻いたスケルトンに、スーパースカルピーを盛っていくわけだが、まずはスーパースカルピーを十分に練る必要がある。
しかし、このスーパースカルピーは、エポパテや石粉粘土と違ってあまり粘性がなく、且つ結講固いので、一度に大量に練るのは厳しく、小分けにして少しずつ練らなければならない。練っては盛り、練っては盛りの繰り返しだ。ひたすら練る。これが大変な作業である。
練る。練る。練る。
練る。練る。練る。
脚から腰へ盛る。盛る。盛る。
腰から胴体へ盛る。盛る。盛る。
モルっ。モルルっ。モルルルーっ。
あまり盛り続けると、部屋の隅でモルモル鳴きながら蠢く謎の生物に変身してしまうので、おかしくなる前に休憩を入れなければならない。

 

4 身体部位の大きさのバランスを取る
胴体と脚にスーパースカルピーを盛った辺りから造形が本格化してくる。
デフォルメするならどうでもよいが、リアルなフィギュアを作る場合は、身体の大きなパーツで大雑把にバランスを取ってから、首(太さと長さ)や頭(大きさ)、腕(太さと長さ)を決めて造形していくとよい。
熱を加えるまで硬化しないので、頭を付ける際には吊り下げ用のフックを付ける。
ヘラを使って整形しながらボディラインを作り上げていく。
練るのは大変だが、実に使い易いし、質感も素晴らしい。
足を造形する。
手を造形する。大体のフォルムを作ってからニッパーで指を切り離すように造形していく。
全体のフォルムが概ね出来上がったところで、ディテールの仕上げに入る。
モールディング用のヘラを使って余計な部分を削り取る。

人間も、太ったらこんな風に脂肪を削り取れたらいいのに・・・。
柔らかなラインが必要な部分は、弾力のあるヘラで丁寧に仕上げる。
首筋から肩に流れるラインと、デコルテは特に繊細な曲面が要求される。
髪は女の命、人形は顔が命とか、昔何処か(久月だったか)のコマーシャルで言っていた気がするが、断言しよう、フィギュアの命はお股だ。

 

そうだ、お股と言えば甥のK太郎がいたな。奴が3歳の頃だったか。
私「K太郎は何が好きなんだ。」
甥「オマタ。」
私「・・・えっ。」
甥「オマタ」
私「・・・お股って、あのお股か。」
甥「うん、オマタ。」
妻「(くすくす)Kちゃんお股好きなのねー。どうしてお股が好きなの。」
甥「だってオマタ、カワイイんだもん。」
私「そ、そうか、K太郎、これからはお前のことを同志K太郎と呼んでやろう。それでK太郎の好きなお股ってのは、どんなお股なんだ。」
そこでK太郎は母である義妹のスカートに手を伸ばし・・・
義妹「っ、K太郎っ。」
私「よし、K太郎、お前はいい奴だ。」
義妹「ちょっとお義兄さんっ、そういうことはお姉さんにやってください。」
私「えっ、犯人はこいつじゃん、俺何もしてないじゃん。」

そんなK太郎も今や高校生だ。衝撃的なエピソードだったのだが、覚えちゃいないんだろうな。今言ったらきっと怒るだろうから言わないが、私はちゃんと覚えてるぞ、同志K太郎。

でもな、同志K太郎よ。お股は確かに可愛い。男が女のお股を可愛いと思わなくなったら人類は滅びるからな。お前は正しい。だがお前はまだ若い。若いというより青い。お前の好きなお股はここだよな。

いや、そこもいいよ。確かにいいんだが、私のようなセミプロ、いやここは敢えて通と言おう。通はそこじゃないんだ。通はな・・・

ここだ。ダイレクトお股に勝るとも劣らない女性のセクシーポイントがここなんだ。腰骨まで入る深いスリットのドレスから見え隠れするココが絶品なのだよ。同志K太郎、お前にも分かる時が来るといいな。

多少脱線したが、こうして女性のフィギュアを作るとつくづく思うことがあるる。女性というのは身体のすべてのラインが見事に曲線で出来ている。曲線美とはまさによく言ったものだと思う。故に私が考えるフィギュアを女性らしく作るためのコツは二つだ。
1 ボディラインが連続的な曲線であること
2 そこはかとなく「ふっくら」させること

 

というわけで、抗えない欲望を潔く追求し、三作目のシェイピングモデルが出来上がった。自分で言うのもなんだが、長女、次女より三女の出来がいいと思う。

この後、ポージングしてゴルフウェアを着せてから焼成するか、ポージングだけして焼成してからゴルフウェアを着せるかちょっと迷っているので、ここで一旦製作を止め、ポージング以降については後半で投稿することとしたい。

硬化していないので、寝かしておくことが出来ないため吊り下げて保留。逆にこういうことが出来るのも樹脂粘土の利点かな。

メイクと老眼と凹面鏡の関係(真実の鏡編)

妻はお絵描きが下手だった

彼女はそれを自覚している。しかし、これまでメイクの時に眉墨で眉を描くのが下手という自覚はなかったようだ。ある時それを実の妹に指摘されたらしい。

いや、僕もちょっと変だなぁとは思っていたのだが、それは決して言ってはいけないことだと思い、ずっと黙っていた。しかし、妹に言われたことが余程悔しかったのか、自分はお絵描きが下手だから上手に描けないと悲しそうな顔で言うので、描いてあげようかと言ってみた。

最初は「えー・・・」と不安そうだったが、一度やって見るだけでもいいじゃないかと(実はやってみたかったのだが)描いてあげたら、何やら気に入ったらしく、それ以来彼女の眉を描くのは毎朝僕の仕事になった。

それはいいのだが、泊りがけの出張に行く時になると決まって彼女はこう言う。

「眉毛はどうするの。」

どうするのって、キミ・・・。仕方がないので、髪に見本を描いてあげた。これを参考にして自分で描きなさいと。

老眼がメイクの障害だと知った

「でも見本があっても上手く描けないよ。」

「なんで。」

「よく見えないんだもん。」

私も妻も最近は老眼が進んでいる。

「老眼鏡買い替えたじゃないか。」

「老眼鏡してたらメイクできないよ。」

そりゃそうだな。なるほど、彼女が上手く眉を描けないのは、よく見えないという問題もあるのだなと気づいた。男はメイクなんてしないからそんなこと考えもしなかった。

凹面鏡を買ってあげた

眼鏡をやめてコンタクトレンズにするという選択肢もあったが、コンタクトレンズは何となく抵抗があるというので、それなら凹面鏡がいいのではないかと思い、数ある凹面鏡の中から鏡の質が良さそうなのを選んで購入した。

それがこれ。「株式会社アイキャッチ」が販売している鏡で、その名も真実の口ならぬ「真実の鏡DX」。

既にモデルチェンジされていて、これの同等品は下記になっている。

選ぶ際に気をつけたポイントは次の点だ。
◆小さ過ぎると使い難い
◆歪みがあると見難い
◆大きいと邪魔になる
 👉ドレッサーを使っている人は気にしなくてよいかな
◆倍率が大き過ぎると狭い範囲しか見えない
 👉5倍位がよいと思われる
私が買った時は、モデルチェンジ前の在庫処分品だったのか半額程で手に入ったが、鏡なら何でもよいという訳ではないので、安物の鏡はお勧めしない。妻が毎日使うものだから、おそらく定価でも買ったと思う。綺麗になるためにメイクするのに、歪みのある鏡なんぞでメイクしたら気分が悪いだろうからな。
LEDライトが便利
メイクに使うという観点から、このように鏡の周囲にLEDライトが付いているので便利だ。
但し、ちょっとだけ注意すべき点がある。
凹面鏡の集光特性に注意
凹面鏡は光が当たると集光してしまうので、窓際などに広げたままで置いていて、うっかり太陽光が当たったりすると光が一点に集まって点火しかねないからだ。
であるので、このように折り畳めるという点がなかなかよい。
さて、肝心の見え具合はどうか。
ヤバいくらいによく見える
このようになる。毛穴まで見えて怖い・・・。
という訳で、老眼でメイクの時に困る方は、凹面鏡を使うと良さそうである。
妻は喜んで使っているが、眉毛を描く作業は完全に放棄し、相変わらず毎日眉墨を持って寄ってくる。嵌められた感がなくはないが、まあいいか。

腰痛対策は逆さマシンで決まり

腰痛になった

飲んで食って寝る。運動と言えば月に2~3回ゴルフをやるだけ。そんな生活を続けていたら、段々と筋力が弱り肩凝りや腰痛に悩まされるようになった。

もう随分と測っていないから分からないが、175Kg位をずっと維持していた背筋力は、近年かなり弱っているものと思われ、Door to doorで一時間強の電車通勤を経て職場に着いた頃には腰に激痛を感じるようになってしまった。

その上、長年の知的頭脳労働で蓄積した首への負担は、ここ数年のスマホ弄りで益々拍車がかかり、肩凝りも慢性化した。

整形外科に行っても治らない

だからと言って整形外科なんぞに行ったところで、「湿布薬を出しておきますね(気休めだけどな)。腰痛体操のパンフレットを渡しますので、筋トレしてください(たるんだ生活しやがって)。」と(オブラートに包んだ嫌味を)言われるのがオチに決まってる。実際言われたし・・・。

「うるせぇっ、腰痛一つ直せねぇヤブ医者がぁっ」と啖呵を切ることのできない小心者の俺は、天使の制服に身を包んだおばさんの残念なものを見るが如き視線に耐えながら、すごすごと帰ってくるしかないのだ。そんなこともあったな・・・。

要するに、首だの腰だの筋肉が弱ってくると、頚椎とか腰椎を支える力が足りなくて自重に負けてしまうのだ。何せ俺様の脳味噌は沢山詰まっているものだから重い。ふはははっ、脳味噌が空っぽの連中とは違うのだよ。

体重の方もI/Oバランスが崩れ、独身時から10Kg増となって久しい。結婚して痩せたりしたら妻に悪いからと一生懸命食べてきた俺の優しさが仇になった。きっとそうだ。他に理由が見当たらない。

かくして、重力に負けた俺の椎間板はギュッと潰れて痛くなった。それで初めに思いついたのが鉄棒に逆さにぶら下がることだった。椅子に座り、ベルトで頭を上に引っ張ってるジジイを整形外科で見かけたことが発想につながっている。とは言え、首にロープを掛けて何処かにぶら下がるなんて訳にはいかない。一歩間違ったら天国行きだ。え、お前が行くのは地獄じゃないかって。そんな訳あるか。何しろ俺の将来の夢はエロい天使とハッピーライフだからな。

原因から治療法を考えた

そこで編み出されたのが、名付けて「Reverse Dangling Method」だ。以下RDMと呼ぼう。正に逆転の発想だ。ネーミングもいい。早速近くの公園に行き、背の高い鉄棒に飛びついて両足の膝をかけ、逆さになってみた。自重で潰れた椎間板を自重で伸ばしてやろうという訳よ。

すぐさま頭に血が上り、プッツンするんじゃないかという恐怖に襲われた。だけど俺は堪えた。サーカスの空中ブランコを職業にしている奴や、逆さ吊りに緊縛されてエクスタシーな倒錯者共にやれることが、この俺に出来ない訳がない。案の定次第に慣れて堪えられるようになったが、おかしな快感に目覚めることがないように注意しなければならない。

欠点が見つかり対策した

だが、1分、2分、3分と経つに連れ、膝の裏側が体重を支える重みに耐えかねて痛む。早急に対策することが必要だった。そこで俺は古くなったバスタオルを持ち出し、鉄棒に巻いてからぶら下がるようにした。

しかし、タオルを巻いて太くなった鉄棒にぶら下がり続けるには、膝に力を入れてぎゅーっと曲げ続けることが必要で、1分、2分、3分と経つに連れ・・・堪えきれずに落下した。次々と見つかるRDMの欠陥。畜生っ。

仕方なく、妻を投入することにした。そう、先発完投できなくなった俺に必要なのは抑えのエースだ。逆さになっている間、足を抑えつけてもらう算段だった。ところが、完璧だと思われたこのアイデアにも思わぬ盲点があった。

世間に負けた

児童公園の鉄棒を占拠して逆さになっているオジサンと、それを支えるオバサンという構図に、広場で遊んでいた小せぇのが集まりだしたのだ。それも少し距離を置いてガンを飛ばしてくる。暫くすると飽きて何処かへ行くのだが、どうしても気になるのかまた寄ってきてはガン見しやがる。何だよ、あっち行けよ。

それだけではなかった。母親と見られるアラサー女が「近くに寄っちゃ駄目よ(ヒソヒソ)。」「見ちゃ駄目(ヒソヒソ)。」と小せぇのに駆け寄ってきた。しかも、顔は保護対象の方を向いているのに視線はこちら向きだ。おい、コラ。

『おんどれぁぁ、聞こえてんだよ。しっ、しっ。』オレの心が叫ぶ。さすがに声に出すわけにはいかない。サツに通報されたり、「RDMって言うんだってぇ」とかネットに流されたりしたら、ここまで築き上げてきた俺の輝かしい人生が一瞬で危うくなる。ここは黙って鬼の形相を向けてやるが、逆さのせいか全く効き目がない。ふと横に視線を向けると、妻はスマホに視線を落として他人のフリ。マテ、コラ。それは無理があるだろ。

かくして、妻は協力を拒むようになり、俺の編み出した画期的な腰痛治療法は、素晴らしいネーミングと共に頓挫した。

頓挫から立ち直った

そんな紆余曲折があり、やむなく導入したのが逆さぶら下がり器。


放置したら椎間板ヘルニアや頚椎ヘルニアになりかねないからな。

今更だが、何故逆さか。鉄棒もそうだけど、普通にぶら下がり健康器でいいじゃんと思ったそこの君、まだまだ甘いね。

体重支えて長々とぶら下がってられるわけないじゃん。1分ともたないよ。こちとら握力だって弱ってんだよ。昔60Kgあった握力が今じゃ50Kgあるかどうか。ないよ、多分。ヤバいんだよ色々と。

ま、そういうわけで逆さになる。

こんな風に。もっと真逆様にもなれるのだが、頭に血が上っちゃうのでこれ位が丁度いい。楽に逆さになれるようになったことで、調子こいてプッツンしたら元も子もないからな。

最初は、毎日起床時と夕食前に逆さ吊りになること10分間。上体の重みで腰椎が、頭の重みで頚椎が伸びて気持ち良かった。そうさ、普通にぶら下がったんじゃ頚椎は伸びない。逆さになるのには合理的な理由があるのだよ。

しかし、これだけだとやった直後は気持ちが良いが、腰痛自体に変化はない。当然だ。筋力の衰えは何ら改善されてない。いや全く意味がないと言ってもいい。

くそっ、仕方ねぇ。腹筋、背筋を少し虐めてやるか。そこで、ただぶら下がっているのではなく、その間にちょろっと運動を加えることにした。まずは背筋運動。

ぐいっと上体を反らせ、そのまま左右に捻ること20回。それを1セットとして3セット。「ほりゃっ、ほりゃっ、ほりゃっ、あ、やってるとこ撮って。」

カシャッ(撮影者:妻)

次に腹筋運動。

ぐぉぉぉっと上体を起こし、これまた左右に捻ること10回。それを1セットとして3セット。

「せいっ、せいっ、せいっ、はいここ撮って。」

「・・・・・」(撮影者:妻)

「ぉぃぃぃぃ、早く撮ってくれっ、ぐぅぁっ、は、早くっ、ああっ・・・」

「ププっ・・・」カシャッ(撮影者:妻)

「遅ぇよっ。」

更に腹筋運動その2。

上体を軽く起こして戻すこと20回。それを1セットとして3セット。「むんっ、むんっ、むんっ、結構きついなおい、むごぉぉっ。」

カシャカシャカシャカシャ(撮影者:妻)

「おんどれぁぁぁっ、余計なもん撮るんじゃねぇっ。」

最後にそのままぶら下がり、腹筋、背筋運動と合わせトータルで10分経つまで身体を伸ばす。

だら~ん。ぐへへ。これを起床時と夕食前に一日二回。

「・・・効果あんの、これ。」(撮影者:妻)

いや確証はないが、私は科学を信じます。理屈は合ってる筈です。

効果が現れた

朝晩続けること一か月。その頃から「おやっ」と感じるくらいの効果が現れ、三か月後には明らかに楽になってきた。そして2019年9月末から始めて約六か月、2020年4月現在腰痛は完全に消え去った。へっへっへっ、どうだい奥さん。

副次効果として、否最初からこれが狙いだったような気もするが、ゴルフのドライバーの方向と飛距離が安定するようになった。これには以前に投稿したスイング改造の効果もあるのだろうが良い事ずくめだ。

全てはゴルフのために。オサーンに勝つために。

「そう言えば、逆さ吊りどうしたの。最近やってないじゃない。」(妻)

「・・・・・。」

これにて治験終了。

NURO光のOCUに繋いだRT-AC88UでOpenVPNを有効にする

「NURO光のOCUにゲーミングルータRT-AC88Uを繋いだ」という記事を公開後、同様の構成(二段ルータ)でRT-AC68UのVPN Serverが利用できなくなったので解決策を知らないかとのご質問を受けた。

ルータの機種が違うが、大きく異なるのは搭載ハードウェアによる処理速度及び通信速度の差と、ゲーマーは有線LANで繋ぐので有線LANポートの数の違いだ。性能差はあっても機能差はそれほどない。

ご質問の機種 11ac 1300+600Mbps デュアルバンドルータ


当方のはこれ 11ac 2167+1000Mbps ゲーミングルータ


(参考)RT-AC88U後継機種 11ax 4804+1148Mbps ゲーミングルータ


実は、自分も出来なくなって暫く放置していたのだが、この機に検討してみたところ出来たので、その解決法をノウハウとして腐物殿に放り込むことにした。

因みに、その方法はASUSが下記でFAQを公開してくれているので、一応ご紹介しておく。

https://www.asus.com/support/FAQ/1033906

ご質問の内容については機種に依存しないので、当方の機種を例に説明する。まず、RT-AC88Uが直接インターネット回線に繋がっていた時はVPN Serverに接続できていたのに、下記のような構成になると何故接続できなくなるかというと、RT-AC88UがHG8045Q配下のプライベートIPアドレスになるため、DDNSがVPN Serverのホスト名を名前解決しようとしても「お前誰だよ」って話になるからだ。

上記の様な構成では、下記の二つを行うことで対応が可能である。

①RT-AC88UからエクスポートされたOpenVPN設定ファイルにあるremoteエントリの記述を、NURO光からHG8045Qに割り当てられたWAN側IPアドレスを指すよう手動で書き換える。

②ルートAPであるHG8045Qに、RT-AC88U搭載VPN Serverへのポートフォワーディングを設定する。

上記①を意訳すると、VPNクライアントに「四の五の言わずに通信を暗号化して自宅のHG8045Qに通しやがれ」ということだ。②は、言ってみればHG8045Qに「てめぇなんぞは俺の言うことを理解する必要はねぇ。雑魚は黙ってとっととボス(VPN Serverのポート1194)に取り次げ」とやることを意味している。

多分そんなもんだろ・・・知らんけど。

この方法には後述するように若干の問題がなくはないのだが、取り敢えず上記構成でVPNサーバを使えるようにしてみよう。

1 OpenVPN 設定ファイルを書き換える

RT-AC88UでエクスポートしたOpenVPN 設定ファイル(デフォルトではclient.ovpn)をメモ帳などで開き、4行目のremoteエントリーにあるxxxx.asuscomm.comをHG8045QのWAN側IPアドレスに書き換える。

HG8045QのWAN側IPアドレスは、管理画面のWAN情報から確認できる。それを仮に123.456.78.9 とするなら、下記のように書き換えればよい。

remote xxxx.asuscomm.com 1194 ⇒ remote 123.456.78.9 1194 (注)

書き換えたOpenVPN 設定ファイルをクライアント側のOpenVPNアプリにインポートする。既に読み込んだプロファイルがあるなら、OpenVPNアプリ上で編集してもよい。

(注)デフォルトのポート番号を変更していない場合は1194

2 HG8045Qにポートフォワーディングを設定

HG8045Qの管理画面を開き、「転送ルール」⇒「ポートマッピング設定(注)」から「新規作成」で下記の様に設定する。

(注)ポートマッピング、ポートフォワーディング、ポート開放はどれも同じ意味だ。

種別:カスタム

ポートマッピング:有効にチェック

マッピング名:OpenVPN(←適当につければよい)

内部ホスト:RT-AC88UのWAN側IPアドレス(例 192.168.1.XX)

※RT-AC88UのMACアドレスは右側のボックスから正しいものを選択

外部送信元IPアドレス:HG8045QのWAN側IPアドレス(例 123.456.78.9)

プロトコル:UDP

内部ポート番号:1194-1194

外部ポート番号:1194-1194

上記を設定したら「適用」を押下する。

以上で、上記の様な二段ルータ構成でもLTE回線やモバイルルータ或いは街中のWiFiスポットからASUSルータのVPN Serverに接続可能となる筈だ。

因みに、最初にVPNサーバの設定をした際は、サーバーポート、RSA認証のbit数、クライアントのVPN接続範囲などは設定できなかった筈だが、ファームウェアのバージョンが進んで指定できるようになったようだ。

私は、この機にポート番号を変更し、RSA認証を2048bitに変更し、ついでにVPN接続範囲もインターネットとローカルネットワークに変更したが、後述するように最後の設定は意味がなかったかも知れない。

3 問題点と解決策

【問題点1】NURO光のサービス内容をご存知の方なら既にお気づきだろうが、NURO光から与えられるONUのIPアドレスは、2020年4月現在固定割当ではない。したがって、HG8045Qの電源を落として再起動した場合には、WAN側IPアドレスが変わる可能性がある。

その場合は、OpenVPN 設定ファイルのremoteエントリに記述するIPアドレスを変更する必要があるが、今の処頻繁に変わることはないようなので、実質的には殆ど問題にはならないかも知れない。

【問題点2】上記の設定では、RT-AC88Uの無線LAN(HG8045Qより内側)に接続している状態だとVPN接続ができない。

これは、RT-AC88UのVPNサーバ(OpenVPN)基本設定でクライアントのVPN接続範囲を「ローカルネットワークのみ」としているか「インターネットとローカルネットワーク」にしているかに関わらず接続できない。

自宅無線LANに繋いでいる状態でVPN接続する必要性はあまりないと思うが、その場合でもVPN接続したいなら、上述したOpenVPN設定ファイルのremoteエントリに、HG8045QのWAN側IPアドレスの代わりにASUSルータのWAN側IPアドレスを記述したファイルを作成し、クライアントのOpenVPNにインポートしておけばよい。

上の例の場合では次の通り。

remote 192.168.1.XX 1194

複数の設定ファイルをインポートしても、下図のようにアプリ上で切り替えて使用することが出来るので、それほど不便はないだろう。

こんな切替などせずに済むもっと良い方法があるのかも知れないが、何せ俺はプロじゃない。所詮セミプロだからな。そもそもここはノウハウの宝物殿じゃなくて腐物殿だ。

RYZEN7で爆速PCを組む(後編)

漸くパーツが揃った。まさかコロナウィルスの影響ではないだろうが、前編でパーツを選定、発注をしてからすべてのパーツが手元に揃うまでに、なんと一ヶ月近くかかった。それほどマイナーなパーツは選んでないと思うのだが、今回は特にメモリとマザーボードの調達にやたらと時間を要した。

早速組み上げていく。まずはPCケースを展開。CM694は、上面とマザーボードの裏側がデュアルチャンバーになっている大型ケースなので、配線は綺麗に隠せそうだ。それに重量級のグラボを支える補助ステーも付いてる親切設計(特に珍しくもないけど)だ。

次にマザーボードを取り出す。普通はこの順番だと思うが、マザーボードを組み付けてからでは、CPUクーラーのラジエータやFANのボルトが留められない場合があるので、仮留めなどして確認した方がよい。MSI MEG X570 UNIFYも例外ではなかった。

さて、本ブログに何度も登場しているTERASAKIのメガビュープロ。細かい作業にはこれがあると便利。というかないとできない。PCケースの中は意外と光が当たらなくて暗いのだ。

マザーボードを組み付けたらCPUだ。今回はRYZEN7 3700X。

ピン位置を合わせて取り付ける。

CPUの次はCPUクーラーだ。サクサクいこう。

Corsair H100i Pro RGBには、最初からクーラー部分に標準グリースが塗布されているので、まずそれをアルコールティッシュで綺麗に拭き取る。

次にPCケースの天板を外して、ラジエータを載せる。

裏側から冷却ファンをビス留め。

高性能グリースをCPUとクーラーにそれぞれ薄く塗布。今回は、Thermal grizzlyのKryonautを使った。

グリグリっと馴染ませて固定し、諸々の配線を繋ぐ。

今回はSSDをM.2-2280サイズのNVMeタイプにしたので、この段階で取り付ける。システム用の500GBとゲームドライブ用の1TBの2基だ。

CFDのCSSD-M2B5GPG3VNFとCSSD-M2B1TPG3VNFは、PCIe4.0対応なのでスペック上はかなり速い。心配なのは安定性だ。

こやつらは高速な分発熱も馬鹿にならないらしいので、マザーボード付属の放熱板を取り付ける。

次は電源。Super Flower LEADEX Ⅲ Gold 850W。

電源コネクタはマザーボードの端にあるので、グラボとかの大物を取り付ける前に信号ケーブル類の配線も含めてこの段階でやっておくのが望ましい。

デュアルチャンバーを活かして裏側から上手く配線を回し、綺麗に接続する。

そしていよいよグラボだ。今回はZotac RTX2070 Super AMP Extream。ミドルレンジ最大級のモンスターカードだから、PCケースも慎重に選んだのだが、でけーよっ。入らねーよ。

まさかのPCケース買い直しか、と一瞬血の気が引いたが、さすがはクーラーマスター。ストレージ棚もモジュール構造になっていて、棚を二つ外すことで無事装着できた。

だがしかし、重量級のビッグなカードを支えるための補助ステーも外さなければグラボを取り付けることができず、期待していた親切設計は見事に余計なお世話と成り果てた・・・かに見えたが、ケース背面の穴を利用して何とか補助ステーを固定し、何とかマザーボードへの負担を軽減することができた。

恐るべしモンスターカード。でもさ、欲しいのはビッグなサイズ、じゃなくてビッグな性能なのだよ。分かっているのかねキミは・・・。まあいい、性能は後で問い詰めることにして先に進もう。

最後はメモリーと、ストレージ関係。

メモリーは、G.SKILL TRIDENT Z Neo シリーズからF4-3600C16D-32GTGZを調達。AMD RYZENに最適化したDDR4-3600 CL16-16-16-36 タイプで、32GBを盛った。

大容量ストレージにはWestern Digital BlackシリーズからWD4005FZBXを新規調達し、現行機からWD Caviar Black 1TBを1基移植した。だってデータ移行が面倒臭かったから・・・。

というわけで完成。無事に起動し、UEFI-BIOSが起動した・・・が、何事もなくとはいかなかった。

1TB SSDのCSSD-M2B1TPG3VNFが認識されず、不良品として交換した。部品が揃うのに日数がかかり、Amazonの返品期限30日を超過してしまっていたが、初期不良なので、その旨電話連絡したところ交換に応じてくれた。

DVDドライブなんて使わないので買ってないし、そこらに転がっているのを繋いでもよいのだが、USBメモリでインストールメディアを作成した方が速い。早速デスクの上にゴロゴロしているのを拾ってWindows10 Proをインストールした。いよいよReady。

取り敢えず、細かい詰めは後でやることにして、試しにGame Boostオンで4.2GHzに簡単OCし、更にA-XMPをオンにしてDDR4 3600MHz 16-16-16-36を選択。

まずは定番のCINEBENCHとCrystalDiskMarkを実行。

このグラフのハイエンドであるXEONプロセッサの半分とは言え5000超と、甘々の詰めでもいきなりRyzen Threadripperの直下にランクイン。Ryzen 9 3950Xを使ったハイエンド構成なら、多分XEON同様この倍位はいくと思われるが、これならミドルレンジ最速領域と言ってもいいだろう。というか今回の構成を考えると、この差は完全にCPUの能力差と考えられるので、まずまずの成果だ。

PCIe4.0 接続のNVMe  SSDも速い。ほぼカタログスペック通りの数値が出ている。

ついでに3DMarkもいっとくか・・・。

Time Spyで10300超とRTX2080に迫る勢い。デカイだけの木偶の坊じゃなくて安心した。

さて、整理すると現行機はCore i5-2500K 4.75GHz常用、メモリ16GB(超適当なXMP設定)、Radeon HD6850 2枚のクロスファイアにSATA SSD 1基 & HDD 2基 の構成でやや煩かった。

今回は、Ryzen 7 3700X 4.2GHz仮設定、メモリ32GB(A-XMP 3600MHz/CL16)、Zotac RTX2070 Super AMP Extream 1枚にNVMe SSD 2基 & SATA HDD 4基 の構成でもかなり静か。PCの騒音の最たるものは大概グラボのファンだ。Zotac RTX2070 Super AMP Extreamはデカくて三連ファンなので、通常運転では回転数が低いからだろう。今の処ケースFanは標準の3基だけで、追加ファンは必要なさそうだ。

ではここで、リファレンスとして最新BTOパソコンと比べてみたい。20/5/20にTsukumoから発表されたばかりのゲーミングPCであるG-GEAR GA9J-J201/ZTと、今回組んだPCのスペックを比較してみた。普通は同一スペックで比較すべきだが、そんなものは世の中に存在しないので、敢えてハイエンドっぽいヤツと比べてみた。
Tsukumo BTO G-GEAR GA9J-J201/ZT 自作PC
OS Windows 10 Home (64ビット版) Windows 10 Pro(64ビット版)
CPU インテル® Core™ i9-10900K AMD Ryzen7 3700X
10コア/20スレッド/3.7GHz、最大5.3GHz/20MB キャッシュ) 8コア/16スレッド/3.6GHz、最大4.4GHz/36.5MBキャッシュ
グラフィック機能 NVIDIA® GeForce RTX™ 2080 SUPER NVIDIA® GeForce RTX™ 2070 SUPER
ビデオメモリ 8GB (GDDR6) 同左
マザーボード ASUS TUF GAMING Z490-PLUS (WI-FI) (ATX) MSI MEG X570 Unify
チップセット インテル® Z490 Express AMD X570
メインメモリ 16GB DDR4 (PC4-21300、8GBx2) 32GB DDR4  (PC4-28800 16GBx2)  CL16-16-16-36
最大 64GB? メモリスロットx4(空き2)288-pin 最大128GB メモリスロットx4(空き2)288-pin
サウンド インテル® ハイ・デフィニション・オーディオ 同左
ディスクドライブ
システム用 500GB SSD (NVMe接続) 500GB SSD (PCI-E Gen4 M.2 NVMe)
データ用 2TB HDD (SATAIII接続 / 6Gbps) 1TB SSD(PCI-E Gen4 M.2 NVMe)
4TB  HDD(SATAIII接続 / 6Gbps) 7200rpm
1TB  HDD(SATAIII接続 / 6Gbps) 7200rpm x2
バックアップ用 500GB HDD(SATAIII接続 / 6Gbps)  5400rpm
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込み対応) なし
ネットワーク Ethernet 10/100/1000 LAN Ethernet 10/100/1000/2500 LAN
無線LAN Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax 同左
Bluetooth Bluetooth v5.1 同左
インターフェース
前面 USB3.0 x2 オーディオ入出力(マイク入力x1、ヘッドフォン出力x1) USB3.0 x2, USB3.1 TypeC x1, 3.5mmヘッドセット(Audio+Mic)
グラフィック ディスプレイ出力(DisplayPort) x3 ディスプレイ出力(HDMI) x1 同左
バックパネル PS/2(マウス/キーボード)ポート ×1 Clear CMOS Button
USB 3.2(Gen 2) Type-Cポート ×1 Wi-Fi /Bluetooth Antenna Connectors
USB 3.2(Gen 2) ポート ×1 PS/2 GAMING Device Port
USB 3.2(Gen 1) ポート ×4 Realtek 2.5G LAN
アナログオーディオ入出力 HD Audio Connectors
S/PDIF(Optical)出力 ×1 Flash BIOS Button
LAN(RJ45) ポート ×1 USB 2.0 Ports
USB 3.2 Gen1 Ports
USB 3.2 Gen2 Ports Type A+C
USB 3.2 Gen2 Ports
拡張スロット PCIe 3.0/2.0 x16 (x16, x8/x4+x4) ×1 PCIe 4.0/ 3.0 x16 スロット (PCI_E1, PCI_E3) x2
PCIe 3.0/2.0 x16 (max at x4 mode) ×1 PCIe 4.0/ 3.0 x16 スロット (PCI_E5) x1
PCIe 3.0/2.0 x1 ×3 PCIe 4.0/ 3.0 x1 スロット x2
電源ユニット 定格750W電源 80PLUS GOLD対応 定格850W電源 80PLUS GOLD対応
ケース G-GEAR ミドルタワーケース (69JD) Cooler Master CM694
ファン フロントx1、リアx 1(120mm) フロントx2、リアx 1(120mm)
拡張ベイ 5インチx2, 3.5インチx1, 3.5シャドーx3, 2.5シャドーx4 5.25インチオープンx2, 2.5/3.5インチシャドウ x6, 2.5インチシャドウx8
価格 ¥249,800 ¥264,985

さて、これをどう見るかだが、今回自作したPCはアッパーミドルを狙い、ハイエンド品ではないものの最新規格のパーツをふんだんに使った上に、メモリやディスクのスペックも高いので、G-GEARより約1,5000円程高く付く結果となっている。

一方、ツクモのG-GEAR GA9J-J201/ZTが使用しているパーツは、CPUとグラボ以外に特筆すべき点は一つもない。CPUはインテルの最新ハイエンド、グラボも今回自作したPCよりワンランク上でハイエンドに近いが、ゲーミングPCとして売られている通りゲームの快適性特化であり、所謂ハイエンドパーツは使用されていない。しかし単純にゲーミングPCとして見るなら、非常にコスパに優れていると言える。規格の枯れた比較的安価なパーツを大量調達しているBTOだから出せる価格だろう。

自作派から見ればつまらねぇ構成だが、ゲー専として割り切るなら、こうした組み方もありだ。間違いなく速いと思う。速いゲーミングPCが欲しいけれど、パーツを集めて一から組むなんて面倒くせーという人には買いだろう。
一つ解せないのは、最大搭載メモリが64GBとなっている点か。採用しているマザーボードを見る限り128GBは積めるはずだが、実際そんなに積んだりしないのでどうでもいいとも言える。
というわけで、ゲーミングPCとしての比較だけなら素直に負けを認めざるを得ない。さすが老舗のBTOだ。

さて、今回2020年初頭時点のミドルレンジ最速を目指してみたが、マザーボードに採用したMSI MEG X570 UNIFYは、最新規格対応で電源回路もハイエンド並みである。また、メモリについても3200MHz/CL14製品を3600MHz/CL16で使うのがOCerの定番と思われるが、マザーが4600MHzまで対応しているので、後々のことを考え3600MHz/CL16製品を使った。SSDについてもPCIe4.0対応のM.2 NVMeを選んだ。

したがって、G-GEARのようにCPUとグラボだけで性能を出しているようなPCなら、CPUとグラボを下記に替えれば、CINEBENCHや3DMarkの数値は軽くぶっちぎれるだろう。

CPU: Ryzen 7 3700X ⇒ Ryzen 9 3950X

グラボ: RTX2070 Super AMP Extream ⇒ RTX2080 Ti AMP Extream
しかしながら、2020年3月現在のCPU単体価格差は5万円超、グラボに至っては12万円超の差がある。実際にそれらに換装するとなると、PC電源とCPUクーラーもグレードアップする必要があると思われ、Corsair iCUE などでファン制御もしたくなるだろうから、おそらくパーツ価格にして45~50万円ほどになる。
今回の構成が総額26万円(2019年12月現在)ほどであったので、これのベンチマーク性能を倍にするには価格も倍になるというわけで、ベンチマークの性能がそのまま体感できるPCの性能差とはならないことを考えると、それってどうよって話なわけだ。
26万円でも、一般的に楽天などでポチッとやってPCを買う人々から見れば十分にクレージー、50万円ともなれば「スパコンか」ってな印象だろう。まあ自分としては50万円でも組んじゃう人の気持は分からなくもないが、今回はこれで満足だ。
以上、オワリっ。
【追加投稿#1】
従来機を燃えないゴミにするのは忍びないので、ディープラーニング用に再生させようと思った。
具体的には、Radeon HD6850のCrossfireをやめ、廉価版グラボであるGeforce GTX1660 Superに差し替えた。

結果として、ベンチマークは以下のようになった。今どきのゲーミングノートPC位の性能はありそうだ。
Time Spyのスコアで、GTX1660 SuperはRTX 2070 Super AMP Extremeのざっくり半分といったところかな。
【追加投稿#2】
その後OC設定を詰めてみたところ、安定動作ができたのは下記設定までだった。
CPU 4.3GHz
DDR 3733MHz CL16-16-16-38
LLC mode 3
DRAM 1.400V
AMD RyzenのOCはなかなか難しいね。取り敢えずこの設定で2020年の夏が乗り切れるか試してみることにしたい。