iPhoneのミラーリングでなんちゃってAppleCarPlayしてみた

AppleCarPlayを使うと運転中に iPhone でやれたらいいなと思うことが、車載ディスプレイでできるようになるらしいのだが、生憎我が愛車はAppleCarPlayには対応していない。

iPodやiPhone等をUSB接続してミュージックプレイヤーとして使うことは出来るし、iPhoneをBluetooth接続して電話の発着信をハンドルのボタン操作で行い、車載マイク&スピーカでハンズフリー会話することは元々出来る。

しかし、車載ディスプレイでGoogleマップを表示したり、YuTubeやAmazonプライムビデオを観たりすることは出来ない。それを今回出来るようにしてみたい。

それを可能にするのがこれ、BeatSonicから発売されているMA02アダプタだ。これは、AUX端子を備えている車載AVシステムなら大抵どれにでも接続出来る筈だが、詳しくはBeatSonicの適合車種を確認して欲しい。

要するに、iPhoneの画面を車載ディスプレイにミラーリングするだけのアイテムだ。ディジタルインタフェース(HDMI)とアナログインタフェース(赤白黄のAVケーブル)に対応している。残念ながらうちの子はHDMI世代ではないので、上左図のようなAVケーブル(AVC20)が別途必要になる。HDMI対応機種なら、MA02に付属のケーブルだけで接続可能だ。

基本的には、MA02と車載AVシステムをAVC20でAUX端子に繋ぎ(当然電源も車側から取る)、本機を適当な位置に貼り付けるだけでいい。

これでミラーリング準備完了だ。次に車載AVシステムのセレクタでAUXを選択する。するとMA02の画面が表示される。

この状態で、iPhoneをホーム画面にしてからライトニングケーブルで本機とiPhoneを接続すると、iPhoneの画面が車載ディスプレイにミラーリングされ、CarPlayの雰囲気満載になる。

ここまでくれば、あとはiPhoneを好きなように使えばよい。車載ナビの代わりにGoogleマップやYahoo!カーナビを車載ディスプレイに表示し、案内音声を車載スピーカーで聞くことが出来る。

Yutubeは問題なく再生出来るが、今の処(2018.11.6現在)Amazonプライムビデオには対応していない(AppだけでなくSafari経由でも駄目)ようだ。再生は開始されるが、ストリーミングの途中で止まってしまう。

これを便利と考えるか否かは人によるのだろうが、自分の用途で考えるなら十分に便利だ。

ところが、Beatsonic製AVC20ケーブルを用いた接続では少々難が発生した。AVC20を使用した接続の場合はAUX端子が使えなくなるという説明書きがあったのだが、USB端子まで使えなくなるという説明は何処にもなかった。ところが、USB端子で接続する外部機器(例えばiPod)もできなくなってしまった。正確には、接続は出来て認識もするが、音楽を再生すると音が出ないという現象が起きた。

納得出来ないので、Lexus ○○店に車載AVシステムの接続図で調べてもらったところ、仕様上止むを得ないことが判明した。

うちの車の場合、外部機器の接続端子は上図のようにUSBとAUXが一体化されており、これは純正ナビ側でも同じで別系統になっていない。MA02をAVC20で車載システムに繋いでしまうと、車載システムにつながっていたUSB機器の音声信号が行かなくなってしまうのだが、それでは困る。やはりiPodを使いたいこともあるのだ。

しかし、そこは流石Lexus 〇〇店だった。即座にそれを可能にする他社製のケーブルを探し出し、オファーしてくれた。

それがこれ、Data System株式会社のVHI-T44ケーブルだ。MA02を車載システムに繋ぐ際に、AVC20ケーブルの代わりにVHI-T44ケーブルを使用すると、USB機器が接続されている場合はそちらが優先され、iPodからの音も再生できるようになる。

素晴らしい。

 

スロットルコントローラを装着してみた

現代の車は殆どの機能が電子制御になっている。

アクセルだって踏み込んだらリニアに反応するかと言うとそんなことはない。踏み込んだ量に応じて、車メーカーの設定したアクセル開度に変換されるので、エンジン出力は思った通りに反応してくれない。

慣れればそれが普通と思えるようになるかと言うと、これが意外にそうでもない。「何となくもったりするなぁ」という感じは常に付き纏う。これは万人が運転しても問題のない範囲に味付けされているからなのであろう。

アクセル、ハンドリング、ブレーキ。要するに、走る、曲がる、止まるという基本性能全てに言えることだが、大量生産車は平均的なドライバーに合わせてチューニングされるのは当然なので、何事も物足りなければ自分で車に手を加える必要がある。

そういったユーザーのために、実に様々なチューニングパーツが売り出されているのだが、今回はスロットルコントローラをトライしてみることにした。スロットルコントローラとは、アクセルを踏んだ量に対する実際のアクセル開度を、車メーカー純正のものからスロットルコントローラメーカの設定に変えてくれるものだ。

よって、エンジンの出力が変わったりすることは絶対にない。しかし、設定値にもよるが、僅かなアクセルの操作でアクセル開度が大きく変化するようになるので、万人向けのマイルドな反応がキビキビしたものになり、主に出足の良さを感じることが出来るようになるパーツと言える。

以前、これと同じ機能を機械的に行うビッグスロットルの採用を検討したことがある。これは、スロットルを大口径のものに交換するということなので、バックも含め、常にすべてのアクセル操作が機敏になってしまうため、同じ車を妻も運転する我が家では一抹の不安があり、二の足を踏んでいた。

しかし、最近はこれを電子的に行うパーツが主流になってきており、トムスやBLITZなど様々なメーカから大体片手(万円)で購入できる時代になった。今回試したのはトムスから出ている電子スロットルコントローラ LTS III (Linear Throttle Controller) だ。

これの良いところは主に下記の四つだと思う。

◆取り付けが簡単(電源とアースを取り、スロットルスイッチにカブラーをかますだけ)⇒ディーラーやカーショップに頼むと五千円位かかるが自分でも簡単に出来る

◆エコモードが二つ、スポーツモードが四つあり切り替えが簡単

◆バックキャンセラーがある(別売り)

◆エンジンを切ると自動的にオフになり、エンジンオン時はデフォルトでオフ

バックギアに入れた際、自動的に設定がノーマルに戻る機能は妻が運転する時に良いと思ったのだが、エンジンを掛けたまま妻と運転を代わるケースは皆無に等しいので今回は採用を見送った。エンジン始動時は常にオフになるので必要性がないと判断したわけだ。

早速装着してみた。エンジン始動時はオフ。ボタンは全部で三つあり、一番左のボタンがスイッチだ。

一度押すとオンになり、オンオフはトグルだ。オンにするとスポーツモードの一番(SP.1)になる。インジケータ右側の二つのボタンの左を押すとそこからエコモードの一番、二番となり右を押すとスポーツモードの四番まで順次上がっていく。スイッチが入った状態ではニュートラルモード(車メーカ純正)にはならない。その場合はオフにすればよい。

この状態でアクセルを踏んでいくとアクセル開度が表示されていく。

ひゃっほーい。

失礼。故あってスピートメータは記載できないが、はっきり言って「え、これ別の車じゃ・・・」的な感覚が体感できる。静止状態からの出足や、定速走行時からのアクセル操作に対する反応が明らかに変わる。

ちょっとのアクセル操作でノーマルよりアクセル開度が大きくなるので、いい気になって踏み込んでると当然燃費も悪化する。しかし、今や燃料噴射も電子化された時代。逆に車メーカ純正の「もったりモード」で常にアクセルペダルに圧を掛けて燃料噴射をしているより、早めに定速魔走行まで速度を上げ、アクセルペダルに掛ける圧を低くすることにより、燃料噴射量が低い時間を長くするほうが実は燃費が良くなるのだ。

実際そのように気をつけて運転したところ、平均燃費は逆に良くなった。車の反応が良くなって燃費も向上するならお勧めのパーツと言える。試した範囲ではSP.1が使い勝手がよい。SP.2以上だと、よりパワフルではあるものの、燃費は悪化傾向になった。

実際、長く続く上り坂ではスポーツモード、続く下り坂ではエコモードという切り替えをしたところ、運転の快適性と燃費向上効果の両方が得られた。

これいいね。